QAエンジニアはどんな人?
*社内でQAエンジニアではない人向けにQAエンジニアを紹介した時の登壇資料です。
QAエンジニアのお仕事ってなんだと思いますか?
QA=テストではありません。テストはQAを行うにあたっての手段です。ですがまだまだQA=テストとして使われているシーンに出くわすことが多い気がしています(「QA結果どうだった?」「QA通った?」などなど)。そんな状況もありQA=テストだ!と思われている方も少なくないと思います。
(言うても私個人としては言葉の使われ方にはあまりこだわりがないですw)
QAは品質保証の略です。品質保証の方法はテスト以外にもたっくさんあります。だけどもちろんテストも大事な方法のひとつだし、QAエンジニアとは切っても切り離せないのではないでしょうか。ではQAエンジニアって一言で表すとどんな人なんでしょう?
ちょっと前まで私のなかのQAエンジニアの定義は「品質保証のためならなんでもする人」でした。ただ、これだと少し漠然としている印象もあります。最近の活動を通して、自分の中で再定義したのが「保証対象が持つリスクを見える化し、取り除かれるまでの責任を持つ人」です。
ただ、この定義はQAエンジニアとして今何に取り組んでいるかによって変わってくるのではないかと思います。ぜひみなさんの思うQAエンジニアも教えてくれると嬉しいです。
さて、ここで言っているリスクについてもお話しできればと思います。
リスクはいろんなところに紛れています。仕様書、設計書、プロダクションコードの中、チームのコミュニケーション、チームメンバーの稼働状況などリスクの種類は多岐にわたっています。
そんなリスクを見つけ出し「なんだか危なそうだな」「このままで大丈夫かな」「これはダメだな」と見える化する(思っているだけではダメです)のがQAエンジニアのお仕事ではないかと思います。
ダメダメと言っているだけなら誰でもできますが、経験と知識を持って改善策を提示し、それを実行できる(またはチームで実行できるように取り組む)のがQAエンジニアではないでしょうか。
見つけるだけではダメで、その後どうなるかまでしっかり見守る(時には自分でケリをつける)のが「責任を持つ」ということかなと思っています。
「品質は誰かにとっての価値である」
私にとってこの「誰か」は製品を使ってくださるお客様だけを指すものではありません。一緒にお仕事をしている開発チーム、営業、マーケ、サクセス、サポートなど、「プロダクトに関わる全ての人」にとっての価値を少しでも良くすることに貢献できたらいいなと思います。
⭐️おまけ⭐️
今回は私が所属しているHRソリューション本部のいちセッションで、上記のようなお話をさせていただきました!(とはいえ話してないものばかりかもw)honaminってこんな人!と言うメッセージをQAエンジニアの仲間たちからいただいたので、一緒に公開させていただきます😀(ちゃんと許可とったよ)
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