桜餅、道明寺と焼き皮

毎度ありがとうございます。

桜餅をこよなく愛するほなみ堂です。

さて今日は、Wikipediaを
最大限活用してるように見せかけた
完全なる雑感でお送りします。

桜餅って、2種類あるんだよというと
大抵驚かれるんですよね。

地域によって売られているものが
違うから、そりゃ当然です。

桜餅は大きく2つに大別されて、

🌸長命寺 🌸

焼き皮の、桜餅です。
主に関東と一部地域で作られている桜餅で、
小麦粉を主とした生地を焼いたものに
こし餡をはさんで、桜葉で包みます。

有名なのが東京隅田川向島の「長命寺桜餅」、
落ち葉掃除をしていた方が桜葉の有効活用を
思い立ったことが始まり。
(Wikipediaより一部引用)

どうして私はここの長命寺の家系に
生まれなかったのかと
考えたこともあったけど、
たぶんそうなっていたら
私の性格上……

親に敷かれたレールの上を走るなんて云々

わかったよーな文句つけて
別の職種で活動していただろうから
結果オーライです。

ちなみに生地は 小麦粉の他に
白玉粉、上新粉、上南粉、味甚粉などを
調整して配合します。
(Wikipediaより)

粉の種類は
うるち米か、もち米か
生のままか、熱を加えているか
で、分類されます。

白玉粉だと、うるち米を水晒しし
圧搾脱水乾燥したもので、
でんぷんに近いもの。

上南粉だと、うるち米を蒸して乾燥するか、
一度餅っぽくしてから乾燥、粉砕して煎る。

なんて面倒なことを思い付くんだ人類!
製法によって、使い勝手や口当たり、
他の材料との相性が変わるんだろう。

私はまだその域に達しておりませんが。

🌸道明寺🌸

道明寺粉で餡を包み、桜葉を巻いたもの。
関西圏で主流ですが、東北、北海道も
肌感覚的にはこちらが主流のはず。
先日は沖縄も道明寺しか
見たことないって言われました!

大阪の道明寺で、
保存食として作られたのが起源らしいです。
(Wikipediaより)

さっきの粉の種類でいえば、
道明寺粉は
もち米を蒸して乾燥、粉砕したもの。
一度蒸してるお陰か給水時間が短く、
桜餅を作るときも
あっという間に蒸し上がります。

au天気のページには
こんなMAP見つけました。

そのうち桜餅座談会したい……🌸

そもそも桜餅の定義ですが


桜にちなんだ和菓子であり、
桜の葉で餅菓子を包んだもの。
雛菓子の一つでもあり、春の季語である。
(Wikipediaより)

つまり、餅っぽいものを桜の葉で包めば
桜餅認定を受けるってことじゃ!!

別に長命寺も道明寺も、
我こそが真の桜餅!!って
前に出ようとしてるわけでもなく、

徳川徳男みたいに
俺が先だよアピールもしてないし、

結局どっちも桜餅でいいじゃん?

むしろ新たなる桜餅が出て来て、
江戸時代からの伝統だとか言い出して、
桜餅三つ巴時代が築かれたら
すっごい楽しそう。
どっかの遺跡とか城跡から桜餅のことが
描かれた巻物とか発掘されないかしら。

まぁ、結局のところ、

おいしければいいじゃん?

ああ、

なんて平和な世界だ。

桜餅、ばんざーい!

完。

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