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SplathonとXとこれから

こんにちは、ほ、、んです。noteを書くのはこれで2回目です(実は将軍戦の参加報告を書いていたのですが下書きのまま供養されました)。本日ガチルールすべてXを達成しましたので、その感想とウデマエXへの想いを書こうと思います。

ウデマエXという存在

以前にRookieLeagueという対抗戦に参加した記事を書いたとおり、私のウデマエは長らくS+で停滞していました。

停滞していた期間でいうと2020年5月から11月と約半年で、ランクでいうと92から146(47☆)の間でした。Splatoon2を始めた頃はS+ですら遠い存在で、Sに行ければいいかな〜という気持ちでガチマッチに潜っていた記憶があります。そんな私ですので、会社のXの人の存在は手の届かないところにあるのだと感じていました。ただゲームは好きで4歳頃から親に隠れながらこっそりゲームボーイをプレイしていたり、小中学校はMMO RPGにどっぷりハマって放課後は毎日オンラインゲームに潜っていたりとしていました。一方でゲームのウデマエはうまくなく、対戦ゲームも全然得意ではありませんでした(スマブラではカービィでストーンになることしかできず、マリオカートではいつも兄弟に負けていました)。

Splatoon2は結婚祝いに買ったゲームでした。ただガチマッチは怖くて潜れずずっとナワバリやストーリーモード(ヒーローモード)をプレイしていました。どのタイミングでガチマッチに潜り始めたかは分かりませんが、たしかランク2,30くらいまではそんな感じで遊んでいた気がします。

楽しむために上手くなりたい

ガチマッチに潜るとやはり勝敗が気になってきました。勝ち負けによらずゲームは楽しめれば良いのですが、負けると非常に悔しい。その悔しさはどちらかというと単純に勝ち負けというより、弱い自分が嫌だという感情から来ているのだと思います。そういう中でyoutubeで解説動画を見たり、先程貼ったRookieLeague#2に参加し、とにかく強くなりたい気持ちでいっぱいでした。勝つためには強いブキを選んだほうがいいのでは?という単純な考えからプライプシューターベッチーを持ちブキに選び、ひたすら練習してきました。

やった分だけうまくなっているのか?

RookieLeague#2ではコーチから対抗戦やガチマッチの録画から沢山アドバイスをいただき、#feedbackチャンネルでもいろんな方からアドバイスをいただきました。またアドバイスをいただいた方からリーグマッチに誘われ、ウマい人の動きを実践を通じて学ばせていただきました。加えて自分自身でも気づきを得たいと思い、デスの要因を振り分けたspredsheetを作成し、ガチマッチに潜る度に記録してデスの可視化をしたりしました。

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にもかかわらず、約半年の間、S+0からS+2をひたすらうろちょろしていました。

今振り返ってみるとたかが半年でしたが、同じRookieLeague参加者の方はもっと早くXに到達していたり、またSplathon内ではすでに多くの方がXに到達していました。そういった状況を見ながら、果たしてやった分だけうまくなっているのか、このままやり続けてXに到達することができるのか、と悶々としていました。

ワインバーグ氏のピンボールの技能

突然ですがG・M・ワインバーグの著、スーパーエンジニアへの道ー技術リーダーシップの人間学という本があります(木村泉訳、共立出版)。その本の第四章で、彼は彼自身のピンボールの技能が年代ごとにどのように成長していったかについて言及しています(下記2つの図は上記本からの引用です)。

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彼の技能はある年代をスナップショット的に切り取ると、上のようにプロットされます。これらの点を一直線に結ぶと、年代を経るごとに順調にうまくなっていると思われます。しかし実際には新たな成長の前に新しい戦略を試したりしており、そのときにはむしろ技能は下がっていたと述べています。彼の実際の技能の成長は、実際には下図のようになっていたとのことでした。

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さて、なぜSplatoon2の話から突然この話題を持ってきたかというと、今振り返ってみると実際に自分のウデマエも成長も上のようだった、と初めてXに到達した時に体感したからでした(惜しくもその時々のガチパワーを記録していなかったので、実際にはどういうグラフになったかは分かりませんが…)。私がXに到達するまで思い描いていたのは、図4.1の点を直線で結んだもので、技術の平原(水平に移行する線)や谷間というものの存在を考慮していなかったのでした。アドバイスをもらって実践すればすぐに身についてウデマエが上がっていくのではなく、身につくまでに時間がかかったり、新しいことに挑戦したことによってウデマエが一時的に下がるという、至極当たり前のことが私にも起きていただけなのでした。停滞していた半年という期間が、私の平原の期間であったのでしょう(もっと短い期間で見れば、もっと沢山の平原があったかもしれません)。この期間が非常に短い人もいれば、もっと長い人もいるのでしょう。ただやはりこの平原を乗り越えてウデマエXに到達できたのは、アドバイスをくださった諸氏のおかげであり、また毎日コツコツと欠かさずにガチマッチや対抗戦を続けてきたからだと思います。ここまで続けられたのもSplathonというコミュニティの存在が大きかったです、あらためて感謝しています。

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プレイ時間は約1600時間

Xになってみて

はじめてXに到達した時、ああ、努力をすればゲームはうまくなるのだな、と感動したのを覚えています。冒頭で述べましたがゲームは元からうまくなく、ゲーム以外でも運動は大の苦手で練習をしてうまくなるという体験をこれまでしてこなかった私にとって、ウデマエXの到達というのは大げさかもしれませんが人生の一つの糧となった気がします。全ルールX到達した今、また再びそれを感じています。

これから

全ルールX到達した今、次の目標はどうしようかと考えています。X到達を目指していた頃は「こんなゲームやっていられるか、Xになったら引退してやる」と毎日思っていましたが、不思議なことにまだ引退する気持ちは一切ないです。やはりうまくなると楽しいし、楽しむためにはもっとうまくなりたいという気持ちがあります。先日対抗戦で0-4でボロボロに負けたのが今でも悔しくてしょうがありません。Splatoon3の発売も決定しましたし、まだまだやっていくつもりです。当面の目標はとりあえずS+9とXを行ったり来たりしないことを目標に、またコツコツと楽しみながらプレイしていこうかなと思います。

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