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ほんのくいちらかし

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ほんのむしの読書記録 ときどき古本市
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#本

読書感想『ウクライナから愛をこめて』

命は理不尽に奪われてはならない。 遠い外国のことと思っていても、明日には自国で起きることかもしれない。 よく知らないからこそ、知らねばならないと思い、図書館のデータベースで「ウクライナ」と検索して表示されたのがこの本だった。 著者のオリガ先生はウクライナの最高峰であるキエフ国立大学をご卒業後、同じ「赤門」をシンボルとする日本の最高峰である東京大学で博士号を取得され、現在はキエフ・モヒラ・ビジネススクール(東ヨーロッパ最古の大学校であるキエフ・モヒーラ・アカデミー国立大学のビ

読書感想『さがしています』

“Lost and Found” These things lost owners by Atomic Bomb at HIROSHIMA. They talk about their owner’s life and death. We must not make the same mistake again. Toshiyuki was working far place from his home when atomic bomb attacked Hiroshima

読書感想『ブルーバード、ブルーバード』

“Bluebird, Bluebird” by Attica Locke 『ブルーバード、ブルーバード』 アッティカ・ロック 著 高山真由美 訳 テキサスの小さな町で2人の他殺死体が発見される。1人は都会で弁護士をしていた黒人男性。もう1人は地元のバーでウェイトレスをしていた白人女性。友人から依頼され、しぶしぶ調査にやってきた停職中の黒人テキサス・レンジャーであるダレンは、事件に関わる内に自分の抱える問題にも対峙せざるを得なくなるが… ハヤカワミステリ、そして翻訳