読書感想『ウクライナから愛をこめて』
命は理不尽に奪われてはならない。
遠い外国のことと思っていても、明日には自国で起きることかもしれない。
よく知らないからこそ、知らねばならないと思い、図書館のデータベースで「ウクライナ」と検索して表示されたのがこの本だった。
著者のオリガ先生はウクライナの最高峰であるキエフ国立大学をご卒業後、同じ「赤門」をシンボルとする日本の最高峰である東京大学で博士号を取得され、現在はキエフ・モヒラ・ビジネススクール(東ヨーロッパ最古の大学校であるキエフ・モヒーラ・アカデミー国立大学のビ