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月1

毎月一回行なっている読書会、ありがたいことに魅力的なメンバーで行なっていて、一つのテーマにこんな側面があるなんて…いつも考えさせられてます。

さて、今月のテーマは、「紙一重」といたしました。〇〇と〇〇は紙一重といった表現から鉄板な何かが出てくる?何て思っておりましたが…見事に全く違う選書になりまして…詳しくは下記の友人のブログをお読みください。(手抜きでないですよ、あやかってるのです。(笑))

さて、私は…この読書会のモデルとしたとある読書会でお会いした入江杏先生の著書を選びました。

参加の皆様から、ジュニア新書でこの題材でものを書き、出版という事実に驚かれ、事件の描写ってどう書いているの?という質問、自分のお子様に何歳で読ませますか?とか。著者はサバイバー・ギルト(遺されたものの自責の念)とどう向き合われたのか?グリーフをどのように生きる力に変えたのか?

といった質問がでました。

著書の文章能力の高さを最初の質問に答える過程で感じました。決して事件の詳細な情報を載せてないのではないのです。でも子供にトラウマになる表現は、シーンの展開で見せていません。

また、この本を読ませるなら何歳?はやはり反抗期、大人への入門時期に読むのがよいかな?と個人的に感じます。死と向き合わざろうと得ない環境で、そこから見えてくる沸き上がってくるものを感じるものを知ると多分、著者そのものように優しく、強くなれるのだと感じますので…

後半の2つの質問は…その場では答えましたが…ここでは、答えません。読んでみてください。

私は本書は世代を超える名著だと感じます。紹介すると決めて見直すまでジュニア新書だという事実を忘れていましたし、多くの教養が詰まっています。グリーフケアを学びたいという方にはぜひ手を取ってと言える一冊です。

ちなみに、入江杏先生が編集で下記の本が出版されています。僕も読む予定です。




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