そこだっ!「逆転裁判456 王泥喜セレクション」
SteamやSwitchで6000円くらい。
プレイ時間は3本合わせて100時間。
あらすじ
逆転裁判3から7年が経過している。
新米弁護士・王泥喜 法介(おどろき ほうすけ)
彼の初法廷である殺人事件の審理、その被告人はなんと
かの有名な弁護士「だった」成歩堂龍一。
かつての成歩堂を襲った陰謀、7年の歳月が培った執念、
その全てが王泥喜くんの前に立ちはだかる。
彼を支えてくれるのは、謎の美少女マジシャン
成歩堂みぬき。あの成歩堂龍一の娘らしいが……?
システム
基本的にはシリーズ通り、探偵パートと法廷パートに分かれた謎解きアドベンチャーゲームとなる。
4はストーリーや主人公こそ変わったが、ゲームシステム周りは3とあまり変わらない。
追加されたのは王泥喜くんの奥の手「みぬく」。
相手の動揺から嘘を見破る必殺技。証拠の隠滅に胡坐をかく犯人/検事を証拠なしに張り倒す、覇道の技。
法の暗黒時代と呼ばれる王泥喜くん世代が清く弁護士をやるためにはこのくらいの飛び道具がないとやっていけないのだ。
5からはキャラが3Dモデルになり、探偵パートに道筋が追加され非常に進めやすくなった。
5、6ではそれぞれのメインキャラによる新たな法廷パートが存在し、飽きさせない作り。
難易度
4は難しめ、5,6は優しめ。
3までと異なり、映像のみから矛盾を見つける「みぬく」
感情の矛盾を見つける「カウンセリング」
五感すべてから矛盾を見つける「御霊の託宣」
と、どんどん新しいシステムが増えていくので、難易度調整がしやすくなったのだろう。
「みぬく」は一部本当に難しいものがあるが、変化に気を付けていれば何とかなる。
「カウンセリング」は優しめで、失敗してもペナルティがないうえヒントも多いので楽な部類。
「御霊の託宣」は情報が多い分、難易度がかなり高い。映像と文字から矛盾を見つける必要があるが、時系列の異なる矛盾もあるので大変。
雰囲気
3までで悪どい検事が日本から一掃されたのか、検事以外の場所に悪役が潜むようになった。
検事は相変わらず手が早い。検事は弁護士に物理攻撃を仕掛けないといけないサガでもあるのか? 居合はやめろ
ただし弁護士側の戦力も充実しており、あまりに戦力が充実しすぎたのか途中から戦力分散が起こるようになった。みぬくは強すぎる
感想
成歩堂みぬき カワイイ ヤッター!
4に関しては、一作で綺麗にまとまった秀作。
5はココネちゃんの話がほとんどだけど、アニメ映像や3Dモデルなど新しい試みが多かったからか少し外連味に欠ける。3Dみぬき可愛くない
6は王泥喜くんについて語り残した部分と、霊媒師の血筋について触れている点で、3を踏襲しているといえる。
あとみぬきの3Dモデルがブラッシュアップされて可愛くなった。
総じて……4が一番面白かったかな。