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西洋ダークファンタジー「Baldur'sGate3」

日本語版はスパイク・チュンソフトから発売されたPS5版のみ。
1万円くらいした。
プレイ時間は110時間くらい。


ネームドの仲間キャラは個別シナリオを持つ

あらすじ

大都市バルダーズゲートを、ノーチロイドと呼ばれる飛空艇が襲撃した。
攫われた市民たちは襲撃者マインドフレイヤーによって、新たなマインドフレイヤーに変えられてしまう。
そんな中、手術を受けてもマインドフレイヤーに変わらずいられた「あなた」は、飛空艇内の他の「同類」と共に、艇からの脱出を試みるのだった。

これは大きな陰謀に立ち向かう、英雄の物語である。

システム

TRPG「D&D」をベースにしたゲームであり、
通常のゲームでは内部処理で済まされる「乱数による結果の可否」を
ダイスロールという形で視認できるのが特徴。
ダイスロールでは、20面ダイス1個を振るのが基本であり、
行動の達成難易度を示す「目標値」を、ダイスを振った結果が上回れば行動が成功となり、下回れば失敗となる。
また、その行動に対する熟練度や能力値によるボーナスが固定値として、ダイス結果に加算されるなどして、得意なことは成功しやすく、不得手なことは失敗しやすい、というシステムになっている。
こう書くとずっとダイスを振っていそうだが、能動的選択のみダイスロールシーンがあり、それ以外では裏で勝手にダイスが振られ結果が表示されるのみとなっているため、進行はスムーズ。

戦闘は通常のRPGに近いが、特徴的なのは陣形。
各キャラクターの配置は三次元的であり、狭い通路や物陰、高低差を利用して多種多様な戦術が楽しめる。
勿論敵も開けた場所で待ち伏せしていたりするので、奇襲を受けて袋叩きにあったりする。コワイネー
勝てない時は大抵自陣敵陣の位置関係のせい。ポジション大事。

難易度

けっこう難しい。
RPG としては歯ごたえある方だが、難易度選択が可能なので
大変だと思ったら簡単にすればよいだろう。

雰囲気

剣と魔法のファンタジー……だが、西洋ファンタジーのため、
葬送のフリーレンよりはダンジョン飯やゴブリンスレイヤーに近い。
魔法がMPという流動性の高いリソースでなく、各階位ごとに用意された回数分しか使えなかったり、というのが特徴的か。
あと敵役たるマインドフレイヤ―が触手ビロビロの火星人みたいな感じなので、結構グロテスク。彼らの主食は人間の脳なので。

感想

骨太、いつまでやっても終わる気がしない、でも冒険ひとつひとつが楽しい。
そんな大作RPGだった。
各陣営の思惑をネゴネゴするのに疲れた終盤、全てを殺戮して回るスレイヤーになってしまった。

主人公はハーフエルフのモンクにした。身軽で手数が多いので、序盤から殲滅力に秀でており優秀だった。
仲間はシャドウハート、アスタリオン、カーラックの3人で最後まで。
アタッカー、ヒーラー、アタッカー、タンク、と構成がちょうどよくって。

あと、あとね 野営地に帰ると犬が待っててくれるのが良すぎる
スクラッチ おお~よしよし