ほぼ日刊ホモ日記(2020年4月1日)

隣りの部屋に住む元野球部ノンケの咳払いが聴こえる。
鼻水をかむ音が聴こえる。
そう、壁がとてつもなく薄いのだ。

そのノンケが今日入社式だった。
都内のホテルで数百人規模で朝から晩までやったらしい。
おれはそのノンケのことが好きなので、その命を脅かす企業が許せない。
えっ、君の就職した会社ITだよな、最先端の技術をうたっている企業だよな。
「一刻も早く辞表を出して辞めたほうがいい、君の命や君の家族の命なんてどうでも良いと思っている、会社の利益しか考えていない。ただ、君が辞表を出した後の生活は面倒みられない、ごめんね、おれが養ってあげたいけど、ごめんね」と伝えた。

おそらく、コロナより危険視されている。

隣りの部屋からエッチなものを観る音も聴こえたら嬉しいのだが、それは全然聴こえない。なぜだろう、オナニーしないのだろうか。今度聞いてみようか、何時にいつもオナニーをしているのか、イヤホンをしながらエッチな…(自粛)

風呂(シャワー)とトイレが共同なので、彼がコロナに罹ったら、おれも濃厚接触者だ。

死にたくない。