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プリティーシリーズ10周年のお話。

こんにちは。ホンマです。宮崎県都城市に滞在して5日目に書いていた日記になります。(2020年7月15日に下書きで残したままの日記を8/30に改めて書いています)

今日のブログは(というかかなりご無沙汰になってしまいました)仕事でほんの少し携わらせていただいているゲーム・アニメのお話です。自分からこういった話をするのはあまりなくて、いきなり何書いてるんだって思うかもしれませんが、ご了承ください。

(ブログの下書きを書いていた日)本日、2020年7月15日。「プリティーシリーズ」というゲーム・アニメの10周年の日になります。おめでとうございます。
しょっぱな、プリティーシリーズって何ですか?ってところなのですが、すごくざっくり紹介すると女の子が遊ぶゲームと、そのアニメになります。
ゲームをやって、洋服などのコーデを集めて、次に着せ替えていくという、そんな説明ですかね…詳しくは、wikipediaへ。
タイトルを変えながら続いて10年が経ちました。タイトルは違えど、基軸になるものは変わらず、シリーズとして続いていってるというのも感慨深いですね。
ゲーム、そしてアニメがあり、そしてアニメで声優をやられている方が歌って実際にライブをする。自分は主に、声優が出演するライブの時の後ろのLEDの映像演出(いわゆるVJってやつ)を2017年からやらさせていただいています。

そもそも、自分が何でこのプリティーシリーズを知ったのかな~って冷静に考えてたら、もうだい~~ぶ前になりますが、友達とPrizmmy☆のインストアイベントだかに行ったのが最初だと思います。パンピナッ!めっちゃおもろいな~って見てた。

プリティーリズムっていうのも、当時見ていたわけではないけど、なんとな~く知っていた…っていうくらいで月日は経って…
Prizmmy☆の曲をやっていたmichitomoさんとも別件で仲良くなっていて、とある日に「Prizmmy☆をやっている人を一回紹介したくて!」というので会うことになりました。それは2016年くらいだったな。企画に参加したり、映像作ったりとかしました。

惜しくもPrizmmy☆は2017年3月に活動終了していまいました。

と、かれこれちょいと月日は経って2017年10月。Prizmmy☆を担当していた人から「アニメ声優が出るコンサートのVJってやりませんか?」って来たのがKING OF PRISMのコンサート。これまたプリティーシリーズの作品で、男の子たちが出てくるやつ。これ本当に面白いです!

で、このKING OF PRISMってやつ、、何かで聞いたことあるな~って思ってたら、自分の大学の後輩(男)が狂ったように映画館に行って男の子のアイドルが出るアニメ映画を見まくっている、というかスクリーンに向かって絶叫している、という怪情報とピタリとあてはまりました。

案件をもらってからすぐに彼に電話をして「君が見ていた映画のタイトルってKING OF PRISMだっけ?」と聞いたら「そうです!」との返事。自分も作品を理解するためにすぐさま後輩と会ってそこで改めて「プリティーシリーズ」のレクチャーを受けることになりました。かれこれ4時間くらい。

KING OF PRISM単体を学習するっていうのは難しいので…と引っ張り出されたのがプリティーシリーズの初期作品である「プリティーリズム」。プリズムショーは心の煌めき、プリズムジャンプは心の飛躍…なるほどなるほど…と話を聞いてくると、かつて自分がみていたり一緒に仕事をしたPrizmmy☆が出てきたり!
おおお!なるほど!!といきなり理解が深まってきて盛り上がったのを覚えています。

そもそも自分はアニメとかそんなに好きな人間ではなく、そしてアニメとかのVJをやるということがあまりにも異文化すぎて一線を引いていたところがありました。自分もかつてはクラブでVJをしていましたが、その時にアニソンクラブイベントっていうのも一緒にある時代で、その界隈でのVJというのがまた特殊ですごく異世界でした。自分がやっているものとは違うジャンルのお話でした。
自分がアニメのVJなんてやる日がくるとは…って感じでしたが、あのキンプリの、なんていうんですかね…突き抜け感。とにかく超面白くてトランス状態になる感じ。そこで一気に好きになりました。

2017年10月のKING OF PRISMのコンサートが終わると、その次に来たのが「プリパラ」のウインターライブのVJ案件。大学の後輩からのレクチャーもあってプリパラは何となく知ってはいましたが、膨大な量のお話と出演キャラ…っていうので、11月から12月までずっとプリパラのアニメを見てVJを作るという日々が続きました。
キンプリの時は、男の子たちが情熱をぶつけたり、各々の思いがあったりしてとっても見やすかったのですが、女の子たちか~、タハ~…って思いながら見ていました。と、見ているとなんかだんだん吸い込まれていくんですよね。敵や悪がいない世界の中で、各々のキャラが悩んだり、成長したり、時にはぶつかったり。そしてお決まりのようにくるライブパートと唐突に出てくるサイリウチェンジ。これは、相当面白い世界かも知れん…と見る見るうちにプリパラの魅力に染まっていきました。
そして、2017年冬のライブで初登場!ってキャラが、アイドルタイムプリパラで出てきた男の子たちのアイドル「WITH」っていう。なんだこいつら!!IIZE!って何?そして曲やってるのが、かつてPrizmmy☆などでも公私ともにお世話になっているmichitomoさんか~!ってなって、テンションも上がりました。
コンサートが終わるころには、すべてのキャラが愛おしく思えるようになってしまいました。

そしてその時、プリパラに次ぐ「プリ☆チャン」というのが始まるということで、プリ☆チャンのYouTube番組を作るというお話も出てきました。配信や、やってみた!をテーマにしたプリティーシリーズの最新作。現在も絶賛稼働中&放送中でございます。

実際に小学生を集めて一緒に番組を作るなど、なかなか面白い映像を作ってきて面白かったです。小学生を演者に立たせると、成長が見えて本当に面白いです。

コンサートのほうも、2018年と2019年と2020年も幾多のコンサートの後ろの映像で華を添えさせていただきました。

↓床のLEDが印象的だったっす~


↓男プリはマジかっけーからな!


↓プリ☆チャンの人たちが初めて出たやつでほっこりした。

↓お祭り!って感じでした。

↓生カメラチームにすっごく頑張ってくださったやつ!感謝です。あと曲の途中でアニメでのシーンを入れてたり。


↓今年の3月!特にお気に入りが十王院カケルのOrange Flamingoですかね。ぶちあがった。


(その他色々やらせていただいたり)

そんなこんなで、自分の中でもこのプリティーシリーズっていうのはいろいろと長い歴史があったんだな~と思ってしまったわけです。
そんな10周年を記念する特別番組を、僭越ながらディレクション・制作させていただきました。

10年という歴史というのをかみしめて、映像内でもあるように「夢をかなえた子がいたりと…」っていうので、現在プリ☆チャンの主人公 桃山みらいの声をやっている林鼓子さんは、10年前、まさにプリティーリズムをやっていて、今こうして作品に携わっているというお話を聞けて感動しました。
これを収録しているとき、自分の10年前ってどんなのだっけな…と思い返したら、まだ梱包資材の営業マンをやっていた時代ですが、いつか、大きな会場でVJをするのが夢で…とか思いながらクラブでVJをやっていた日々でした。そして2013年に会社を辞め、フリーランスとして映像制作を始めることになるのですが、最初の1年は知り合いの方からの紹介でVJとしてアシスタントでアリーナやドームなどのツアーを回るチームにも入りました。その時は、自分が作った映像がアリーナなどで流れて1万人のお客さんが見て歓声を上げていて嬉しい!と思っていた反面、あくまでも自分はVJチームの一員。ディレクションをしていたわけではありません。夢はまだ叶っていませんでした。今度は自分が責任を持ってVJとしてアリーナクラスや幕張メッセをやるんだ、と思っていたらこのプリティーシリーズとの怪奇な出会いと共に、自分がかつて抱いていた夢を叶えてしまいました。
そんな私も、夢をかなえた子の一人だと思ってこちらの映像作らせていただきました。

本当に長文になってしまいました。すみません。何が言いたいかというと、10年で人生観が結構変わってしまうということですね!かつてはアニメのVJだなんて、無理っしょ!!そんなの俺っぽくないでしょ。って思っていたのですが、このプリティーシリーズの作品の強さにやられてしまい、じゃあ自分らしさをここで表現してみよう!と思わせてしまったくらいです。歳を重ねるごとに新しいことに挑戦することをためらってしまいがちです。それは今までの経験などを頼ってしまうからで仕方がないことなのでしょうけど、そこを敢えてやってみるということ。結構重要です!
「今やっていることの逆を一回突き進んでみる」というのが自分のポリシー。こういったアニメやゲームのものもやれば、はたまた全くジャンルの違う映像だって作る。そうすると違った景色が開けたり、逆の方向に進むときにすごく大きい力になったりするので、この気持ち、大切にしていきたいです。

とにかく、プリティーシリーズ10周年、おめでとうございます。

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