こんにちは、homiwoです。
今回はポケトーク内蔵の「AI会話レッスン」を使ってみました。
こちらの返答に合わせて会話が進むので、リアルな会話体験が楽しめます。
海外旅行で起こりうるケースが用意されているため実用性も◎
それでは、ポケトークのおもしろ機能をお伝えします!
*こちらはポケトークS・ポケトークS Plusのみ内蔵の機能となります。
はじめに
ポケトークは翻訳機ですが、それを応用した面白い機能も内蔵されています。
その名も「AI会話レッスン機能」
旅行時に起こりうるシチュエーションで会話練習ができるようです。
今回は「AI会話レッスン機能」機能や性能などをレポートしていきます。
機能説明
1. 基本情報
AI会話レッスン機能は英語と中国語の2か国語で、それぞれ全6シーン、36レッスンあります。
会話の内容は、画面中央のコマンドをタップすると、学習中の言語と英語もしくは中国語と、ポケトークのシステム言語で翻訳されたものが表示されます。
そのため、AI会話レッスン機能を使う際には、ポケトークのシステム言語が日本語になっていること確認しましょう。
シチュエーションの内訳は以下の通りです。
2. 使い方
使い方はポケトークの翻訳機能とほぼ同じで簡単です。
ホーム画面から「会話レッスン」をタップ。
好きなシーンとレッスンをタップ。
背景画像とともに外国人のイラストが登場。
会話はポケトーク側から始まる。
画面上部のガイドに従い、ボタンを押したまま話して返答。
英語と中国語の切り替えは、シーンを選ぶ画面右上の「A」のマークをタップすることで切り替えができます。
ラリーは1レッスン当たり2〜3回程度でした。
やってみた
それでは早速試してみましょう!
AI会話レッスン機能は英語を選び、システム言語は日本語を選びました。
シチュエーションは「空港・機内」、ケースは「入国審査」です。
*O: immigration officer(入国審査官)、M: Me(私)
1. 真面目にやってみる
無事に通過できました。
真面目に回答すればリアルなやり取りを体験できます。
2. ちょっと遊んでみる
条件を満たしていれば、その回答に現実性がなくても会話は進められるようです。
アメリカの入国審査で、両親に会うために100年間の滞在が許されることは絶対にありませんね…
3. 全然違う回答をしてみる
3回聞き取ってもらえないと自動的に次の質問に移行されるようです。
もし英語がほとんどわからない状態でアメリカに入国したら、実際に上記のような支離滅裂な会話が繰り広げられるのでしょう…
入国審査官も大変な仕事だなと思いました。
感想
上記「入国審査」をはじめ全36ケース試してみましたが、会話パターンは大きく分けて3つありました。
どれも旅行先で起こりうるシチュエーションなので、渡航前に予習しておくと非常に便利です。
ポケトーク側の言い回しも、文法に忠実でスマートなので、聞いていて勉強になりました。
しかし、模範回答や解説が用意されているわけではないため、英語初心者だと少し難しいかもしれません。
かといって、上級者だと物足りなさを覚える内容なので、初級〜中級レベルの人向けの難易度だと感じました。
まとめ
海外旅行対策や英語学習のために活用するとするならばもう少し欲しい機能はあるものの、翻訳機の付帯機能としては100点満点だと思います。
現時点では英語と中国語の2か国語のみですが、今後他の言語バージョンもアップデートしてくれたら楽しそうですね。
ポケトークを持って海外旅行に行く時があれば、飛行機の待ち時間や宿泊先などで会話レッスンをしてみてはいかがでしょうか。