見出し画像

新たなSNSが必要な理由

今、世界では何が起きている?

今、世界はVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)

の時代であると言われています。世界は流動化し、高度化しています。そして、この世界が目指している場所は、誰にもわかりません。
そんな中で、情報は際限なくどんどん流入してきます。情報社会では、私たちはさまざまな情報にフィルターをかけ、自ら情報を選別する必要があります。
Twitterを開いて、下にスワイプをすると上からぐるぐるマークが出てきて、新しい情報を出現させます。

Twitter更新のぐるぐるマーク


この動き、みなさん知らず知らずにやっていませんでしょうか?
下スワイプをすると、見たことがないツイートが出てきます、それは必ずしも新しい情報ではありません。Twitterのホームのツイートたちは、時系列で並んでいません。時には10時間以上も前のツイートが出現することもあります。
それなのに我々は、永遠に下スワイプをし続けます。
スワイプをすると、新たな情報が出てくるだろうという、思い込みのまま、どんどんスワイプを続けています。
情報は無限にあります。世界中の3億人を超えるユーザーが、新たな情報を発信し続けているわけですから、1人でもちろん見切れるわけがありません。Twitterは、有用な情報で溢れているのは無論です。(私はTwitterのヘビーユーザーです笑)
しかし、その全ての情報が、自分が生きる上で、意味があるとも思いません。むしろ、見る前と見た後で、自分にとって本当によかったと思えるような情報は少ないようにも感じられます。

Twitterに限らず、TikTokもInstagramも(Instagramは最近、フォローしている人たち以外の投稿もフィードに載るようになってしまいましたね。。😣)、全てのソーシャルメディアがそのような仕組みの上で運営されています。新しい機能が追加される度に、その傾向が手にとるようにわかると思います。(YouTube Shortsとか。。)

Googleは、世の中の情報を整理することをファーストミッションに掲げています。我々は便利にも、欲しい情報を欲しい時に引き出すことが可能になったわけです。しかし、ソーシャルメディア業界が、一つだけ、長い間度外視し続けてきているものがあります。

それは、その情報が我々にとって、本当に有益かどうか

ということです。どんなサービスでも、ユーザーファーストを掲げ、Amazonの行動規範であるOLP(Our Leaders Principles)では、一項目にCustomer Obsessionを置いています。つまり、お客様を第一に考え、お客様を起点に行動するというものです。私は、どのようなサービスでも、お客様にとって良い効果を生むものが必要条件であると考えています。
1秒でも長く、ユーザーを画面の前にいさせるビジネスモデルが、お客様にとって無害であるはずはありません。24時間という限られた時間の1日を過ごす、我々にとって時間は財産です。

SNSを使うんだったら、せめて、せめて、心の底から幸せになれる、自分にとって本当に良いものに触れたいと思いませんか?

際限のない情報を求めることこそ、本当に我々にとって必要なことなのでしょうか?

私の答えは、NOです。
もっともっと大事なことが、そしてそれが意外と身近にいると思いました。
Homieはそういった課題に対してもフォーカスしています。一番の課題は、自分が感じた、友人関係との希薄さや、寂しさです。しかし、Homieを作る意味というのは、日本中に対して、自分にとって必要なものは何か、について考えて欲しいからです。 またSNSの負の側面にも触れておきましょう。SNSは娯楽のようなものです。楽に、楽しく時間を過ごせ、承認欲求も満たせる絶好のサービスです。

しかし、SNSが台頭した2013年から、日本の子供の自殺率は軒並み上昇しています。

日本の学生の自殺数、年別

これらの証拠も裏付ける通り、SNSは孤独を推進する装置になってしまっています。つまり、人に負荷を与えるサービスなのです。そのような社会問題も、私は解決したいと思っています。

私たちにとって必要なもの

私は、リアルな人間同士の関わりと、人との対話こそが今我々に必要であると考えています。様々なSNSから、自分の今の友達たちが、何をしているかが、なんとなくわかってしまうような社会ですが、それはわかった気になる、繋がった気になっているだけです。自分のことをどう思っているのか、これからその友人が何をするのか、それらをお互いに深く知り、人を理解するためには、対面インタラクションが欠かせません。何よりも、自分のことを真に大切にしてくれる親友の存在が欠かせません。私は怖いです。利害関係を鑑みて友達を作るような大人になる前に、真の自分を大切にしてくれる親友を、1人たりとも逃がしてはいけない、そして今いる友達をもっともっと近距離に近づけたい。そんなモーメンタムを日本中に広げるために新しいSNS、Homieをリリースしようとしています。

最後に

今、このnoteを書いている最中(カフェにて)では、たくさんの人がそれぞれの友達との会話に花を咲かせています。本当に楽しそうに、幸せそうに、お互いの思っていることを吐き出しています。気分が沈んでいる時も、友達と会えば、最高に笑えるような経験を皆さんはしたことがあるのではないでしょうか?

今、会いたいと思う友達に会いに行きましょう。

SNSアプリ、Homieは全力でそれをサポートします。

皆さんにとって、明日が、来週が、来年が、10年後が、幸せなものでありますように。

Homie開発メンバー 一同



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?