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パチスロが大嫌いだった妻

どうも、た れ め る と です。


副業でせどりに取り組んでいる人の多くがぶつかる壁として「家族の理解を得る」という課題があります。


誰しも副業でせどりを始めるきっかけは、当たり前ですがもう少しお金が欲しいということ


そのお金の使い道は、自身のお小遣いの足し家計を少しでも楽に、子どもの選択肢を増やしたい、旅行に行きたい、マイホームが欲しいなど


それぞれ、お金を稼いだ先に描くものがあると思います。


まず最初に誰しも「お金を稼いで〇〇に使う」という目的があってせどりを始めるんですよね。


私の場合は、この目的の部分を家族(配偶者)と共有すること。


同じゴールを目指すことが大切だと思ったので


何度も話し合いをしてせどりをすることに至りました。


とは言え、この時点で納得してくれる配偶者も少ないのかも知れません。


それはやったことがないし、本当に稼げるか分からないからです。


せどり転売のイメージも以前よりもずいぶん悪くなりましたし・・・


私は話し合いしたものの、妻が納得して一緒にせどりへ取り組んでくれたのでラッキーだったと思います。


どうして、妻は私の選択に賛成して一緒の目標へ向かって進んでくれたのでしょうか?


そこを紐解いていくと、何らかのヒントに繋がるかも知れません。


大学生で出会った当時、まだ若かったこともあってひとつ上の妻は年下の私を子ども扱いしているようなところがありました。


私は圧倒的に尻に敷かれながらお付き合いしていたわけですが(笑)


どんな状況であっても、彼女の言うことを最優先するのが当たり前でした。


そんな中、パチスロ4号機全盛期時代でどっぷりとその面白さに私は浸っていました。


花火でパチスロを覚え、B-MAXで目押しを磨き、アステカでCTを覚える。


一番好きだった機種は大花火、リプレイ外しの「バービタ」のドキドキ感は今も忘れません。


こんなに大好きだったパチスロだから彼女との時間、パチスロの時間の両立をするのが大学の授業よりも大変なことでした。


一緒にいたいけど、パチスロも打ちたい。何度も何度もケンカしたことを覚えています。


そんなある日、パチスロ業界を揺るがす新機種が登場しました。

AT(アシストタイム)搭載の「初代獣王」の降臨です。


授業が終わった夕方、ホールに足を運ぶと新台初日でギッシリとお客さんで埋まっています。


すると、ひとりのお客さんが立ち上がってやめていったので、すかさず台に携帯を投げ込みます。


ルールも分からないまま、ビッグを引き、ATに入ると閉店まで終わることなく楽しいサバンナチャンスのBGMが流れ続けました。


なんだこれ!めっちゃ楽しいやん。マイプレイ15枚取れるなんてどんだけなんだろう!


計数機の枚数は1万枚を超えていました。


獣王の設定6と言えば機械割145%のほぼ万枚が出るというモンスター台で、誰もが1度は座ることを夢見る台ということを後に知りました。


そこからどっぷりと獣王の面白さにハマり、獣王が出ているホールを探すことに専念しました。


すると40台ずらっと並ぶホールで、毎日設定6が2台入る店舗を見つけました。


朝一、設定変更を確認し、変更濃厚な台を打ち続ける。


それが日課となりました。ライバルは、輩なお兄さんと僕と友達ぐらい。


一度、友達と僕が設定6を掴んだ時は、輩のお兄さんに連れていかれそうで恐ろしかったのを覚えています。


そんな中、彼女と花火大会の約束をした日がありました。


日課になっていた朝一の設定変更確認からの設定6探しを続けていました。


言っても40台あるので、そんなにヒットするわけではありません。


設定変更さえも確認できない日もありましたので、軽い気持ちで日課をこなしていました。


すると、挙動が設定6の動きをする台を掴んでしまいます。


忘れもしない角台。夕方に近づくに連れ、彼女と花火大会に行くか?獣王を打ち続けるか悩みました。


そして意を決して、電話をすることにしました。


本当は電話をする時間さえももったいないぐらいです。トイレは猛ダッシュで行っていたし、昼夜ご飯も抜きで閉店までブン回しでしたから。


電話の向こうの彼女は、そりゃあもうブチ切れです。約束のドタキャンなんて、今までやったことがありません。


パチスロと私どっちが大事なのよ!みたいな


冷静に考えてよ。10万円捨てて帰るようなものなんだよ。と言ったら、火に油を注ぐ感じになったのを覚えています。


でね、僕はひらめいたんですよ。彼女とパチスロに行けばいいじゃないか!と。


当時、お互いに家計は苦しかったのでちょっと外食したり、遠出することはなかなかできませんでした。


でも、パチスロで勝つことができれば外食もできるし遠出もできる。


だから一緒にパチスロをして、稼いでいろんな所に遊びに行こうよ!と提案したんですね。


基本的にはノリ打ちでお金は私の財布からお金を増え続けて見せるから一緒にやろうと。(ハッタリもいいとこですが)


※ノリ打ちは、たとえどちらが多く出そうとも勝ち負けも半分ずつという考え方です。


でも私に至っては一世一代の勝負


大好きな彼女と一緒にパチスロができるわけです。


負けられない戦いがそこにある!


妻は負けたら泣いて悔しがるほどでしたしだからやりたくないんだよ!とキレる事もありました。


例えそれまでに何度もパチスロで勝っていても1度負けることすら許されない状況で。


気持ちは分かります。一時的に自分の手元にあったお金が目減りするわけですから。


本当はいけませんが、黙って負け額を僕が多く負担することもしていました。


ですが、パチスロもせどりと同じでトータル勝負。勝ちもあれば負けもある。


こんなことを伝えても簡単に伝わるものではありません。


だから、私は大好きな彼女とパチスロの両立のためにひたすら学びます。大学の授業よりもパチスロの事をです(笑)


勝ちやすい台、出ている店舗、新台の勉強めちゃくちゃやりました。


そして、店舗に行ったら本命の台は必ず彼女に座らせました。自身の台の状況が良ければ、交代する。


要はより楽しめる、いっぱい出せる台を常に彼女に譲っていました。


少しずつ、パチスロの事を知り目押しは愚か設定判別もできるように
彼女は成長しました。


そしてパチスロデートも当たり前になりましたし、北海道へスノボ行ったり、美味しいものを食べに行ったりできるようになりました。


そこから社会人になって結婚し、私だけがパチスロを打つこともありましたが勝てた実績があったので妻からも理解がありました。


イベントの日は一緒に打ちに行ったりしましたが、子どもができるとそうはいきません。


そんな矢先に見つけた副業が、せどりだったんですね。


せどりのことについてもきっとこの人と一緒なら大丈夫だと思ってくれたのかな?と思います。


振り返ってみると、稼げるを実感してもらえたということが一番なのかなと


私の場合は、パチスロが大嫌いだった妻がパチスロで稼げることを実感してくれた。


そりゃーこちらは必至でしたけど、自分の好きなことのために頑張った感じです。


そのうえでせどりの話になったとしても一緒なら大丈夫だろうと思ってくれたのだと思います。


だからせどりの事を理解してもらうために目的の共有なんて言いましたけどそこまで築いた信用や信頼というのが前提にあったんだと思うんですよね


だから日頃から家族内においても信用残高の積み上げは重要なのかなと。


まだ信用残高がない状態としたら、私がパチスロを勧めた時のように背水の陣で必死こいてやるしかないと思うんです。


例えば、半年俺にせどりをやらせてくれ!その間で稼いで旅行に連れていくから。


といった感じで期限を定めて自分を追い込んだうえでせどりに取り組む。


そんなに言うならやってみれば?と言ってくれるかも知れません。


ゴールは明確、期限も決まっているとなるとあとは自分が気合入れて頑張るだけです。


要は覚悟が必要なんでしょうかね。


そして、結果が少しずつ出るようになれば家族にメリットを実感してもらうことですよね。


半年後の旅行もそうですが、2か月後に少し利益が出たから外食に誘うとかですね。


そして、家族がせどりへのメリットを実感しあなたの覚悟を受け止めてくれた時、一緒にせどりに取り組んでくれるかも知れません。


その時にまた目的の共有をしてスタートラインに立てばいいのではないでしょうか?


と偉そうなことを言っていますが、たれ家のせどりは、ほぼ分業制に近いです。


仕入れ、リサーチ、価格調整は私の仕事。自己発送、回収作業は妻の仕事。納品作業はほぼ2人でやりますけど。


お互いに苦手な部分を補い合っているので良いと思いますが、それぞれの家庭に合った形があるでしょう。


せどりで家族の理解を得るには、稼げることを実感してもらい、家族にメリットがあることが大前提で


そのためには自分自身が覚悟を持って必死こいてやるしかないと思います


本当に目的のために必死こいてやっていることが伝わったらきっとご家族も応援してくれるのではないでしょうか。


家族に理解を得るだけでも大変ですから、組織化して従業員を雇う方は本当にすごいと思います。


長くなりましたが、この辺で~!


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2300日以上年中無休、お昼12時にお届けするせどりメルマガをニュースレターで配信蓄積。せどりの本質的な力を伸ばすための考え方や心持ちを発信します。家族6人の日常生活も垣間見せつつ、あなたが心身とも豊かに生活できるようお手伝いするのがモットーです。


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