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訪問介護事業所とIT~その2~ビジネスチャット導入編

ホームケアサプライ前川です。

当社のnoteの記事を何気に見ていたら…訪問介護とIT~その1~というのを書いていたのを思い出しました(汗)

胸いっぱいお腹いっぱい状態も回復して集中力も戻ったので、遅ればせながら当事業所のビジネスチャット導入までを書いていきたいと思います。

前回の記事で書いたサイボウズLiveを導入したのが2012年頃だったと思います。

無料でしかも使いやすいツールとして長い間、事業所にとってなくてはならないツールだったのですが、2019年4月で残念ながらサービス終了することになり代わりのツール探しの長い長い旅に出ました。

「サイボウズLiveから乗り換えにオススメのサービス」なんてサイトが沢山あったので、まずはサイボウズLiveに似たグループウェアを片っ端から試しました…その結果、どのグループウェアもサイボウズLiveに似てるけど余計な機能がついていたり逆に足りなかったりでどうもしっくりきませんでした。

そこで、そもそも自分たちが欲しい機能ってなんだろう?まず、それを洗い出しました。

・利用者さんや従業員毎にグループを作成できること(担当者以外は見ることができない)
・一対一のやり取りができること
・WordやExcel、写真などのファイルを添付できること
・PCとスマホで使えること
・セキュリティやサービス継続を考えると無料ではなく有料のサービス

上記の5点が大まかな欲しい機能等でした。

これらを踏まえると比較的多機能なものが多いグループウェアではなく、社内SNSとしてビジネスチャットが適していると思い、まず試用したのが「ChatWork」

GUIも使いやすく、さすが利用者数ナンバーワンのサービスだなと思ったのですが…

利用者料金が1IDで500円(年払い)だから当時は20IDが必要で月に1万、年間12万は高い…まぁ今まで無料のサービス使ってた訳だから0円から急に12万はそりゃ高く感じますよね(笑)

また、「既読」機能がないのも当時はかなりネックになっていました。ChatWork的には既読の機能がないのが逆に特徴なのでしょうが、当事業所の場合は電話メモにも使うので既読機能ないと「○○さんからお電話がありましたので折返しお願いします」的にな書き込みにもいちいち返事をしなければならいのでちょいと面倒。

と、当時は思っていましたが今考えたら返事のスタンプとか返すだけなのでルールさえ決めておけば別に面倒でもなかったかもしれません。

ChatWorkはなんかちょっと違ったので、次はなんかかっこよくない?と言う理由で「「Workplace」「Slack」も使ってみましたが、意識高い系ツールで微妙に意識低い系の当社には向いてませんでした(笑)

やっぱり国産の方がしっくり来るんじゃない?ってことで「LINE WORKS」「WOWTALK」等など国産ビジネスチャットを試用しまくった結果…

おっこれ良いじゃん!でも…高い…

価格も手頃でスマホで使いやすい!!あっでもPCで使い難い…

そんなこんなで10社近くのサービスを試用したけど、「これはしっくりきて、価格もぴったり」のサービスにはたどり着きませんでした。

使い心地、機能、価格の何かを諦めないとビジネスチャットの導入は進まないと腹に決めたとき、まさに運命的な出会いが!!!

あっ実際はそんなに運命的ではなかったけど(笑)

紆余曲折を経て、当社が導入したのは株式会社TENDAのビジネスチャット「TEんWA」です。

どうです?サービスの名前なまらダサいしょ(汗)

キャプチャ

でも、
・グループの作成が無制限でなおかつグループの検索がしやすい
・使用者同士で1対1のチャットができる
・Word、Excelはもちろん色々なファイルを添付できる
・PCでもスマホでも使いやすい
・25ユーザーからスタートの縛りがあるけど1ユーザー税込み273円とリーズナブル。月額なんと6825円。

自分たちが欲しい機能がすべて入っていて金額的にも満足だったので2019年2月に「TEんWA」を導入して今に至ります。

TEんWA導入から2年半が経ちますが、なんの問題もなく当社にとってはなくてはならないツールとして活躍しています。

この記事を書いていて思ったのは2年以上前にビジネスチャット導入していて、サイボウズライブ時代も含めると10年も社内SNS的ものを仕事に使っていると考えると介護の割にITか進んでいるな・・と自画自賛をしてこの記事を終えたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。ついでに「スキ」をしていただくと、泣いて喜ぶことはないけど、よろしくお願いします。


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