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【6年以上使ってます】 Logicool の変態マウス G600 と ステアーマウスの組み合わせが神。

デザイナーを始めてからというもの、マウス選びの果てしない旅を続けていましたが、2016年にその旅は終わりを迎えました。なぜなら、Logicool G600 とオンラインウェアの「ステアーマウス」に出会ったから。

もう6年以上使ってるわけですね。今使っている G600 は3台目です。毎日酷使するのでガタが来るのはしょうがないです。

Logicool G600 とは

親指の部分に12個のボタンがあり、合計20個のボタンすべてに任意の機能を割り当てることができる変態マウスです。ゲーム用なのですが、デザイン用としても事務処理用としても大変便利に使えます。(ただし慣れは必要です)

コピペはもちろん、ウィンドウを閉じる動作や画面の拡大縮小、各種ツールの変更、ガイド表示の ON / OFF など、ありとあらゆる動作を割り当てることができるので、マウスからキーボードに手を移動させることなくスムーズに作業できます。

慣れるまでは、どれがどのキーだったか忘れてしまうのでメモを見ながらやる感じですが、慣れてしまうともう右手が無意識に動きます。

地味だけど最高の機能は、カーソルの挙動の設定です。スピードはもちろん加速度や感度など、かなり細かく設定できるので、自分の思ったところにピタッとカーソルを移動できます。これは他のソフトではなかなか再現できないんじゃないかなと思います。

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ステアーマウスとは

様々なマウスを柔軟にカスタマイズできるオンラインウェアで、G600 にも対応しています。Logicool の純正アプリではできないことができるので、私はこちらを使っています。

サブスクではなく買い切りタイプで、頻繁にアップデートされるので非常にありがたいです。おそらく個人で開発されていると思いますが、サポート体制も素晴らしいです。

↓ステアーマウス
http://plentycom.jp/steermouse/

実際にどのような設定にしている?

説明するとかなりボリュームが増えるので、次回以降にご説明します。

ステアーマウスの設定はアプリケーションごとに変えられるんですが、私の場合ほとんど全アプリケーション統一の設定にしちゃってます。いちいちアプリケーションごとに設定するのが面倒なので。

もう一個すごく便利というか、ぜったいこっちの仕様にすべきだろというのが、「押しっぱなし」機能です。機能というか仕様ですね。

Illustrator はスペースキーを押している間は手のひらツールになって画面をつかめるのですが、Logicool 純正のアプリでは「押しっぱなし」という挙動が設定できません。連打扱いになっちゃうんです。

その点、ステアーマウスは設定したキーとまったく同じ挙動になるので、スペースを設定すれば、ボタンを押している間はずっとスペースキーを押しっぱなしにしていることになるわけです。

ただし、「押しっぱなし」にしたいキーは、他のボタンとの組み合わせ設定はできません。組み合わせ設定をすると、1回押しただけの挙動になってしまいます。

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ステアーマウスができないこと

純正の設定アプリでは、親指ボタンの光り方や色を細かく設定できるのですが、ステアーマウスはできません。

でもはっきり言ってこれ、私には無用の機能です。光り方決めてどうするの?って感じ。白でいい。

それと、G600 は本体に設定を保存できるモードがあって、パソコンを変えても同じ設定で動かすことができるんですが、ステアーマウスはそこまではできません。

パソコンごとにステアーマウスをインストールして、設定ファイルをパソコンに読み込ませないといけません。

まーこれは純正じゃないのでしょうがないと思います。その他の便利さを考えると、全然問題ないです。

ステアーマウスの注意点

ステアーマウスと純正アプリケーションを同じパソコンに同時にインストールすると、コンフリクトが起きて正常に動作しません。これは要注意。

純正アプリケーションの何かのファイルがシステムの奥深くにいつまでも残って、ステアーマウスの邪魔をしてきます。これを取り除くのは一苦労。

なので、もし LED の設定や、G600 本体の設定をいじりたい場合は、他のパソコンに純正アプリを入れて設定しましょう。ステアーマウスを使いたいパソコンには純正アプリをインストールするべからずです。

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G600 を長持ちさせるために

私の場合、毎日イラレやプレミアを酷使するので、G600 の負担がけっこうあると思います。これまで使ってきて、こういう使い方は壊れるよというのをご紹介します。

チルトによく使う機能を設定しない

ホイールを左右に傾ける「チルト」が非常に便利な G600 ですが、これがけっこう壊れやすい。

まー物理的にどうしても力がかかる構造ですもんね。なので、ここに横スクロールとか方向キーとかを割り当ててガンガン使っていると壊れやすいです。

私は今、ほとんどチルトを使わなくて済む設定にしています。慣れが必要でしたが、今となっては非常に快適に使っています。

持ち運ぶ

会社と家で使いたいので、昔は毎日持ち歩いていましたが、やはり振動や他の荷物との接触なんかで故障の原因になるように感じています。

なので、できれば1箇所で使うのがいいと思います。会社と家で使いたいなら2台買った方がいいです。

この2台体制、けっこうおすすめです。片方が突然故障しても、もう片方を使うことができます。マウスとしては決して安くはないですが、もうこれがないと仕事にならないくらいなので、逆に1台しか無いと不安になります。

いつまでも発売&開発し続けてほしい

もう私のクリエイティブ作業にはこれが欠かせません。G600 もステアーマウスも、永遠に存続してほしい。そう願っております。

詳しい設定はまたの機会に。


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