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我が「トーマの心臓」譚(連載No.6)-純愛信仰と信仰弾圧の中で起きた『殉教』(七元徳篇)

カルトエリート(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)の「〈傲慢の大罪〉〈欲望の美化〉」とカトリックエリート(Holy Communion)の「〈純愛の殉教〉」

People bless Children (Hypocrisy) and oppose God.
But God bless the Child.
The Child is a Persona with a Catholic sensibility.

「偽エリート」とは「人」しか見えていない故に「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」が理解できない。

それは「特権階級(王族〈カトリックロゴス感覚へ敵対する権威〉)の存在」を言う。

それは「人間関係(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)が形成するプロテスタントデマゴーグ〈集団脅迫行為(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)〉」のことを示している。

「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」が理解できないバベルの塔(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)である。

そして彼らは「社会的カルトエリート(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」となり「カトリックエリート(Holy Communion)」と対立する。

それは「〈傲慢の大罪〉〈欲望の美化〉の正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)」と「〈純愛の殉教〉」の間の決定的な差異となって表出し「最高善の神の黙示〈revelation〉」が必要となるのだ。

【萩尾望都タロット 善政 「7(Ⅶ)」】

萩尾望都タロット 女帝 3 THE EMPRESS

萩尾望都タロット 皇帝 4 THE EMPEROR

【萩尾望都タロット 七元徳】

【萩尾望都タロット パウロの手紙に見られる信仰希望の3つの徳の対神徳】

萩尾望都タロット 女教皇 2 THE HIGH PRIESTESS

萩尾望都タロット 教皇 5 THE HIEROPHANT

萩尾望都タロット 星 17 THE STAR

萩尾望都
パウロの手紙に見られる信仰、希望、愛の3つの徳の対神徳

【萩尾望都タロット 古代ギリシア知恵勇気節制正義の4つの枢要徳(人間的徳の中心的な役割を果たすもの)】

萩尾望都タロット 力 8 STRENGTH

萩尾望都タロット 正義 11 JUSTICE

萩尾望都タロット 吊るされた男 12 THE HANGED MAN

萩尾望都タロット 節制 14 THE TEMPERANCE

萩尾望都
古代ギリシアの知恵、勇気、節制、正義の4つの枢要徳(人間的徳の中心的な役割を果たすもの

宮崎駿先生と萩尾望都先生の作品が形成するフロイトの治療(自由の相互性〈相互愛〉)のイマーゴ(真善美の回復)-「トーマの心臓」の純愛

宮崎駿先生は「特権階級(王族〈カトリックロゴス感覚へ敵対する権威〉)の存在」は「オタク」でありそのプロテスタントデマゴーグ〈集団脅迫行為(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)〉が「疾病」を招いていると指摘している。
それはフロイトの治療(自由の相互性〈相互愛〉)が抑圧〈集団脅迫行為(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)〉により発症した異常行動(ヒステリー)の患者を対象としていることで理解される。
フロイトは患者をカトリックロゴス感覚(Holy Communion)の「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」へ導くことを治癒としている。
それは「宮崎駿先生と萩尾望都先生」の「作品の在り方」と「同じ感覚」であることを示している。
これは「魂の浄化(Holy Communion)」と「魂を穢す(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」の関係と言える。
「ユング心理学(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)」が抑圧〈集団脅迫行為(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)〉の主体としての人間動物の冒涜チンパンジー(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)を「ペルソナ(自由の相互性〈相互愛〉)」と名付けフロイトと敵対したことはユングの在り方が理解しやすい。
「ユング心理学(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)」のペルソナは「偽善(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」の在り方であり、「フロイト精神分析(自由の相互性〈相互愛〉)」のペルソナは「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」の在り方である。
「サタン(最高悪)と最高善の神の聖戦」が「ユングとフロイトの関係」であるのだ。
萩尾望都先生は宮崎駿先生と同じでフロイトの治癒(自由の相互性〈相互愛〉)を目的としたイマーゴ(真善美の回復)を制作された。
「トーマの心臓」はその代表作品と言っていいと思う。

【Visconti Sforza Tarocchi 善政 「7(Ⅶ)」】

【Visconti Sforza Tarocchi 七元徳】

ヴィスコンティ・スフォルツァ
パウロの手紙に見られる信仰、希望、愛の3つの徳の対神徳

ヴィスコンティ・スフォルツァ
古代ギリシアの知恵、勇気、節制、正義の4つの枢要徳(人間的徳の中心的な役割を果たすもの)

宮崎駿に関するオタク認識は芸術〈パウロの手紙に見られる信仰希望の3つの徳の対神徳〉との関係(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)としてある。

それは「オタク」が「芸術〈パウロの手紙に見られる信仰希望の3つの徳の対神徳〉」への「doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa」として存在している現実が「宮崎駿本人」を深く傷つけ疾病となって発症していることを示している。

地上の王たちの肉はすべての鳥の餌に饗され、獣と偽預言者は捕えられる。

rev・e・la・tion [rèvəléiʃən]

rev・e・la・tion [rèvəléiʃən]〓
―n.
1 (隠れていたものを)見せること,暴露,口外,すっぱ抜き;発覚.
2 暴露された事物;(人にとって)驚くべき[予想外の]新事実,思い掛けないこと⦅to ...⦆:〓
3 〖神学〗
(1)啓示,天啓,黙示.
(2)啓示されたこと,お告げ:〓
(3)啓示を述べているもの(聖書など).
4 ⦅時に the Revelations⦆ ヨハネの黙示録(The Revelation of St.John the Divine,the Apocalypse). 略:Rev.
5 ⦅R―⦆ ⦅商標⦆ リヴェレイション:米国のパイプタバコ.
[c1303.中期英語 revelacion<後期ラテン語 revēlātio〔ラテン語 revēlāre「明らかにする(REVEAL)」より〕]
rev・e・la・tion・al
―adj.

『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』 小学館

トーマの心臓 写真

トーマの心臓
You were the Catholic elite.

聖なるお守り

イマーゴ(真善美の回復)を付け回し敵対感覚〈原罪〉の正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)を狙う魔物に対する「護符」
最高善を躓かせる仕掛けとしての敵対感覚〈原罪〉の正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)はサタン(最高悪)の計略でありアンチキリストの純粋無垢で穢のない欲望という屁理屈(前衛詐欺)である。
それは一見クリーンイメージの人間関係(カルトエリート(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)が形成する天然邪悪の概念である。
それは人間の悪臭を発散しそれを高価な香水で誤魔化している。
聖なる香水とは「カトリックロゴス感覚・純愛メシア信仰(Holy Communion)」であり聖水と呼ばれる。
"Fair is Foul, and Foul is Fair. But Fair is Fair, and Foul is Foul."
"Innocent is Guilty, and Guilty is Innocent. But Innocent is Innocent, and Guilty is Guilty."
ケネディ大統領はアイルランド系であり『カトリック』であった。

聖書の写真

1 カトリックの「七元徳」

枢要徳は、基本的に以下の4つから成る[3]
知慮・思慮・知恵: φρόνησις プロネーシス, : prudentia, sapientia, : prudence, wisdom)
勇気: ἀνδρεία アンドレイア, : fortia, : fortitude, courage)
節制: σωφροσύνη ソープロシュネー, : temperantia, : temperance)
正義: δικαιοσύνη ディカイオシュネー, : justitia, : justice)
古代ギリシア知恵勇気節制正義の4つの枢要徳に、『新約聖書』のパウロの手紙に見られる信仰希望の3つの徳を加えたものである。
カテキズムにおいては、徳を人間的徳と対神徳に分け、4つの枢要徳を人間的徳の中心的な役割を果たすもの、信仰・希望・愛の3つを対神徳とする[1][2]

Wikipedia

【CARY-YALE VISCONTI 善政 「7(Ⅶ)」】

【CARY-YALE VISCONTI 七元徳】

CARY-YALE VISCONTI
パウロの手紙に見られる信仰、希望、愛の3つの徳の対神徳

CARY-YALE VISCONTI
古代ギリシアの知恵、勇気、節制、正義の4つの枢要徳(人間的徳の中心的な役割を果たすもの)

上段三枚の対神徳「愛徳」「信徳」「望徳」は「カトリックロゴス感覚(Holy Communion)」により王族〈カトリックロゴス感覚へ敵対する権威〉を討ち取る図柄である。
下段四枚の枢要徳「正義」「勇気」「思慮」「節制」は人間的徳を示している。
この3人の王冠の人物は「人間関係(カルトエリート(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa))が形成する王」であり、「最高善の神に対する敵対感覚〈原罪〉の正当化〈〈傲慢の大罪〉〈欲望の美化〉〉」として存在している。
故に「カトリックロゴス感覚・純愛メシア信仰(Holy Communion)」が人の王族〈カトリックロゴス感覚へ敵対する権威〉としてそれらを討ち取っている。

つづく


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