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文学信仰とは純愛信仰(エロス)である-最高善の神のアガベー

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私は特に文学を専門的に学んだわけではない。父親は早稲田大学文学部だったらしいが特に何か教えてもらったわけではない。又本の趣味が合わなかった。千葉県の公立高校に進学し三浪人して専門… もっと読む
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【山岳信仰】アーネスト・ヘミングウェイ「キリマンジャロの雪」に於ける「山岳信仰(神の館)」と「登山家(バフォメット)」のパラドックス

登山家は山岳信仰を持っているのだろうか?山岳を愛しているのだろうか? 「山岳信仰」と「登山家」の間の関係に奇妙な違和感を感じられる方は意外と多くいらっしゃるだろうと思う。 其の理由は「登山家」の「登頂」という行為が「山岳信仰」へ一々敵対する「バフォメット」の「偶像崇拝」と同様と見做されることから来ている。 「バフォメット」は「神の創造したオリジナル」へ一々敵対することで存在する「ヲタ芸」のマジックでした ※「神の創造したオリジナル」への信仰とは「山岳信仰(神の館)」で

村上ワールド成立とは「旧約聖書 創世記」の「倫理性(チャーミング)」へ一々敵対する「詐欺性(クール)」を「ヲタ芸(黒ミサ)」で祀る行為なのです(氏神建立/バベルの塔)

「村上ワールド」の成立条件はカトリック信仰の「白ミサ」へ一々敵対する「黒ミサ」だった 村上春樹ライブラリーの「白い箱形の建物」は「人工の第2の方舟」を意味している 私はこの村上春樹ライブラリーを見学に行った時に不思議な違和感を持った。 この「白い箱形の建物」の「コンセプト」とは「聖書」の「方舟」であろうとなんとなく感じたのです。 ただ人類が「第2の方舟」を建造することは人類による「バベルの塔(神の門)」の建造を意味しているのです。 その意味を知らないと強硬に主張するなら「隈

【カトリック信仰】毎日新聞東京本社パレスサイドビルに導かれた人生案内

永遠の命毎日新聞社とは「信仰」の新聞社であろう そしてそれはイマーゴ(神の似姿)への信仰と呼ばれる理想的の旅人への導き実は学問の真の意味を解し、一定の方針を立てて読書する人だけが、之によって生涯を正しく導き得ると同じ様に、この旅行といふものの意味をよく知つて、短い一日二日の旅行でも心を留めて見てあるく人が、時即ち人生を一番良く使った理想的の旅人といふことになるのである。 柳田國男はここに「読書」と「旅」について語っている。 毎日新聞社パレスサイドビル人生案内を解した私は柳

【聖宮崎駿信仰】「君たちはどう生きるか」を観賞する@東宝シネマズ日比谷.(Holy Communion 2023.7.14 Friday)

まえがき 今日(2023年7月14日)は宮崎駿監督の最新作映画「君たちはどう生きるか」の初日でありました。 私はどこで鑑賞するか思案したのです。 私は千葉県鎌ケ谷市初富808-XXXに在住しております。 近隣で鑑賞するなら「セブンパークアリオ柏」であるか「TOKYOBAYららぽーと」のどちらかになるでしょう。 私は過去に宮崎駿監督作品の4作品を劇場で鑑賞しました。 初めて行ったのは中学校三年生の夏でした。 「天空の城ラピュタ」を鑑賞するために一人で上野の映画館へ行き

【聖バッカス信仰】サッポロビール千葉工場『麦とホップを製す連者(れば)ビイルという酒になる』(夏目漱石|ビール飲酒猫水死事件の報道特集!)

はじめに 「吾輩は猫である」サッポロビール工場パンフレット※千葉工場見学終了のお知らせ(2023年12月24日が最終日) バッカスとバプテスマディオニュソス(バッカス) 資料集1 バプテスマ 資料集2 夏目漱石の『ビール飲酒猫水死のシーン』とは何だったのだろう?夏目漱石の『猫』を多くの方はご存知だろう。 勿論そうです。 夏目漱石の処女小説「吾輩は猫である」の『猫』のことです。 そしてあなたはこの小説の『猫』の顛末をご存知だろうか? あなたはそこに「終末論」を見ます

我が「トーマの心臓」譚(連載No.12)-純愛信仰と信仰弾圧の中で起きた『殉教』(毎日新聞篇)

私はカール・マルクスの「資本論」を読んでみたことがあります。 私の実家は父親が光村図書出版の東京本社に転勤したあと朝日新聞を購読するようになりました。 それ以前は名古屋に在住していましたので中日新聞を購読していました。 何故朝日新聞であるのかは詳しく知りません。 当時の三大新聞は朝日新聞、読売新聞そして斜陽の毎日新聞と言われていました。 私は毎日新聞が経営危機に陥った詳しい経緯は存じておりません。 しかし何か不可解なものを子供の時から感じておりました。 毎日新聞が信仰の新聞社

【聖今道潤三信仰】TBS(東京放送)の純愛信仰とフジテレビジョンの純愛崇拝は何故こんなにも違うのか?

特集「純愛のテレビ番組(Holy Communion)」と「敵対感覚〈原罪〉のテレビ番組(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」「マスコミュニケーション」の「純愛(Holy Communion)」とは? 「マスコミュニケーション」への「敵対感覚(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるdoxa)」とは? まえがき 純愛信仰 純愛崇拝 譬え 純愛崇拝は悪魔の子を生みました(純愛崇拝とサタン崇拝の同質性) 私は「敵対感覚〈原罪〉のテレビ番組」を避けて生きてきた! し

【聖芸術家信仰】パロディ論(吾輩は猫である!?)

「芸術」と「パロディ」一般に芸術に対してそのパロディが制作される。 "Innocent is Guilty, and Guilty is Innocent. But Innocent is Innocent, and Guilty is Guilty." 夏目漱石の「吾輩は猫である」 夏目漱石の「吾輩は猫である」はリアリズムのパロディとは言えないだろう。 何故ならばこの作品は「内輪サークル喝采」をねらった「解釈エリート」の作品ではないだろうからだ。 しかし「内輪サーク

【孔子信仰】東京神田を歩く with Cats. @神田古本屋街 etc(2023年6月8日撮影)

東京神田の文化的中心の謎を解く!"Fair is Foul, and Foul is Fair. But Fair is Fair, and Foul is Foul." "Innocent is Guilty, and Guilty is Innocent. But Innocent is Innocent, and Guilty is Guilty." 神田周辺は「有教無類」の信仰(叡智)の場所「教えに隔たりはない(カトリック)」 日本国における「論語」はその「知の

【カトリック信仰】ダンディズムという生き方についての小論

「リアリズム(神の王国の到来)を弾圧するパロディ(サタンの支配権の確立)」"Innocent is Guilty, and Guilty is Innocent. But Innocent is Innocent, and Guilty is Guilty." カトリックを弾圧するパロディは「詐欺」の結界である 「神のダンディズム(プライド)」と「サタンのダンディズム(プライド)」の聖戦はカトリックを戦場とする。 この戦いは人の価値を決定するだろう。 何故ならばパロディは

【カトリック信仰】「村上春樹ブーム」への最強のエクソシスト

「神罰」は最高悪サタンに下る 村上春樹ブームは「堕天使ルシフェル」の召喚だった!村上春樹のストイックな日々 村上春樹は人気作家として世界中で名声を恣にしている。 しかし私は彼の翻訳家としての評価をよくは知らない。 何故それが重要であるのでしょうか? 何故ならばカトリック信仰に対する村上春樹の姿勢が如実に現れるからです。 村上春樹の翻訳した作品が「オリジナル信仰」であるか「ヲタ芸」であるかによって翻訳能力に必要な文章読解能力が量れるのです。 それは後に詳述します。

【聖織田信長信仰】「ぎふ信長まつり」坂口安吾原作「信長」のTBS時代劇以来!「木村拓哉」登場(岐阜と信長の縁とは?)

マスメディアに見る「聖織田信長信仰」黒澤明監督作品「影武者」-信長はアーメン 織田信長を「信仰心理描写」としてキャラクター形成をしていることが理解しやすい。 黒澤明は凡庸の極みである「崇拝心理描写」ではなく、「信仰心理描写」を解する真の才能を持った芸術映画監督であったのです。 ※角川春樹は見事にこの全て反対であろう。 イマーゴ(真善美の回復)を付け回し敵対感覚〈原罪〉の正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)を狙う魔物に対する「護符」 最高善を躓かせる仕掛けとし

【聖学生信仰】目次【拓殖大学外国語学部英米語学科】4年間八王子キャンパス1998年4月入学~2002年3月卒業「光陰矢如旅人行不帰時」

【聖学生信仰】第一回「学生の本旨篇」【拓殖大学外国語学部英米語学科】4年間八王子キャンパス1998年4月入学~2002年3月卒業「光陰矢如旅人行不帰時」【聖学生信仰】第二回「拓大カルト(ネオ・ナチズム)篇」【拓殖大学外国語学部英米語学科】4年間八王子キャンパス1998年4月入学~2002年3月卒業「光陰矢如旅人行不帰時」【聖学生信仰】第三回(完)「ペルソナ(聖女)篇」【拓殖大学外国語学部英米語学科】4年間八王子キャンパス1998年4月入学~2002年3月卒業「光陰矢如旅人行不

【聖学生信仰】第一回「学生の本旨篇」【拓殖大学外国語学部英米語学科】4年間八王子キャンパス1998年4月入学~2002年3月卒業「光陰矢如旅人行不帰時」

梨園の宴(鎌ケ谷市初富秋元病院入り口前の公園より大西梨園を撮影)イマーゴ(真善美の回復)を付け回し敵対感覚〈原罪〉の正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)を狙う魔物に対する「護符」 最高善を躓かせる仕掛けとしての敵対感覚〈原罪〉の正当化(スーパーフリー思想〈一方的自由の陰険〉)はサタン(最高悪)の計略でありアンチキリストの純粋無垢で穢のない欲望という屁理屈(前衛詐欺)である。 それは一見クリーンイメージの人間関係(カルトエリート(doxaによる黒ミサ、黒ミサによるd