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ヒカマニコンテンツの概論

1.1ヒカマニの時系列と各界隈概要

 ヒカマニというものが、七年前(2017/1/?)から生まれていた。
 その『Hikakin_mania(氏)』(※1)は当時、ヒカキン(※2)氏に下ネタを喋らせる動画をあげたり、そのヒカマニ語録や動画像を用いた『本編』(※3)の動画を制作していた。例には「アナ、ゥ」「なんだこの自己満己満己満己……」などがあった。ヒカキンマニア氏の内輪的動画から、今日の「ヒカニチ」にまで発達していったのだ。
 このヒカマニ、いくつかの界隈に分岐している。まず一つ議論の呼ばれかねない界隈を挙げると、それは光淫(ク☆)界隈である。それぞれ光はヒカマニ、淫は淫夢、ク☆はクッキー☆という同ジャンルの界隈を指している。ジャンルとは『例のアレ』(※4)の事である。
 以前、特にヒカマニの明瞭な発展が遂げられる前からこの統合派は存在していた。しかしその民は少数であり、三者の主な民はそれぞれ統合する事を快く思っていなかった。以下にその風潮を表しているであろう動画を掲載する。
 他にはヒカマー界隈というのもある。本来界隈ではなく『ヒカマー』(※5)といった属性なのだが、私はそれを一つの分岐界隈に括り付けて呼称する。
 X(旧Twitter)において様々な行動をするヒカマニユーザーであり、また本来の意義は「ヒカマニと淫夢の統合派ユーザー」を指していた。このヒカマー(界隈)が分岐中で最も影響力の高い界隈であるといっても過言ではない。詳細はのちのヒカマニの光と影の章で述べる。
 もう一つ挙げるとすれば、ヒカホロ派といった趣味合わせを目的とした界隈がある。おそらく光淫ク☆よりも小規模であり、性質ゆえに反対の意見も少なくはなかった。ホロとは (※6) を指す。

1.2ヒカマニの特長/人間概要

 ヒカマニでは下ネタが中心であり、その事はヒカキンマニア氏や、それに追随するヒカマニ投稿者の動画を見れば明らかなものである。ジャンルとして音MADやヒカマニ外伝(※7)、大腸編ヒカマニ(※8)などが存在する。
 これがヒカマーに移れば、コラ画像や大喜利、嫌がらせの手段としてもヒカマニは用いられていることが見られる。一方で、ヒカマーではなくヒカマニ民(ここではYoutubeで活動するヒカマニユーザーを指す/※9)がヒカマニ動画に宛てるコメントの中でも、嫌がらせとしてヒカマニ語録が用いられている所が見受けられる。
 抽象/主観的な意見となるが、ヒカマニは非カマー(ここではヒカマニユーザーでないもの)と異なる性質の界隈であるからにして、一般とまた違った様相の動画や発想、ワードセンスを界隈内で発揮していると考えている。
 主観はXに置いているのだが、その上で多く見られるユーザー年齢層は10代である。ヒカマーの投稿するポストは学校に関わるものが多く、悩み事などのポストにもその様子が濃く出ていた。中高生のみならず大学生、大人の身としてヒカマニを楽しんでいる者も当然存在する。
 詳しくは2.1ヒカマニの影 で述べるが、その界隈柄ヒカマニは良くないものも多々抱えている。
 一つは「汚染」である。差別的なこの現象・汚染。これは淫夢(界隈)にも見受けられることであり、具体的に当界隈のイメージが例のアレに近しくなってしまうことを指す。故意・過失のいずれにせよ、ノンケ(非淫夢厨)に近い界隈の、特に影響力の大きいアカウントが汚染に当たる怖れを持っている。
 例のアレユーザー自体がしばらくは当界隈をネタにし、また直接例のアレネタを絡めたリプライを行うなどする。これがヒカマニは特に強く、おそらく年齢層による。当然的か、その「荒らし行為/害悪行為」をしている者は、ヒカマニユーザーの少数に限られる。

2.1ヒカマニの影

 今日では特にヒカマー界隈の影が伸びているように感じる。その具体的な影を分類して述べていく。
・差別行為、害悪/荒らし行為、侮辱行為などを働くもの
 
→ヒカマーの域を超えて、今日、他者への趣味に関連した侮辱行為を働くものが多く見受けられるが、やはり傾向は原ヒカマーに顕著であるように見える。
 差別行為では鉄道界隈(特に撮り鉄)やVtuber界隈を、当ヒカマーにおいて「陰キャ」の楽しむものであると呼称し、「これ好きなやつ大抵陰キャ」など対界隈のユーザーを煽るような発言をするものが存在する。
 荒らしではYoutubeやX、ニコニコ動画での荒らしコメント投稿、その場内外での風評被害を撒く行為などがある。『ミーム汚染』(※10)、ここではネットリテラシー欠如の為結果的に例のアレを扱ってしまったアカウントへの粘着、荒らし行為が見受けられる。
 侮辱行為では、障害者や被災者の方に対し、津波や五体不満足に絡めた揶揄的なものが働かれている。強いて指すならば2024年開始以降、侮辱の風潮が一層強まっているように感じる。
 侮辱行為と呼ぶに定かではないが、ヒカキン氏の当該ポスト(※11)が、近年より強くヒカマーに批判されているようにも感じる。
・対立(煽り)、内輪もめの多発
 
→特にヒカマー界隈に於いてこの二つは数多く起こっている。
 旧い時代では今と比べて動機を持つものが多かった。具体的に、非はヒカマー有の方がほとんどであるが、いずれも公式アカウントからの不条理的な扱いを受け攻撃するものが多かった。
 荒らし行為で活動を停止した者もいたし、アカウントを凍結(※12)させられたユーザーもいた。ヒカマーの影響力は小さくなかった。
 しかし今日のヒカマーは、この旧態と異なり、相手から攻撃を受けた事実もない上で他者に攻撃を仕掛けている傾向がある。動機は彼らにとって気に入らないものの排除や、不快な言動による他者の被害発生が主であった。
 震災発生やアメリカ同時多発テロに当たる日時、「もんじゃ焼き」「からあげ」(に似ている)といった投稿を繰り返している。
 内輪もめはインターネットコンテンツに広くみられるが、ヒカマーも例外ではなかった。仲間内でのヒカマニに関わるもの、また外れるものに対し、その内容が事実と異なることをきっかけに誹謗中傷を行っている。ヒカマー活動を停止、また他界隈へ移動した者もあり。
 更に内部へ入りこむと、Discordのアプリを経たグループチャット荒らし、XでのDM機能による「チン凸行為」(※13)などが行われている。後者は、ヒカマー内の女性に向けて顕著である。

2.2不利行為の原因

 これらの行為が行われる原因、即ちユーザーが行為を働く原因には次のものが考えられる。
・家庭環境の不調
・学習環境/学校環境の不調
・人間関係の不和
・ステータス上の解釈不一致
 一律に人の行為を働く原理を二つ三つの例で限り示してはならない。その上で、私はこの箇条をもとにヒカマーの不利行為究明へ務める。
 彼らの中では、おそらく家庭や学校に不調を抱えるものが少なくないと思われる。そもそもこのこと、今日の日本に於いて明快な人間を探すのは容易でないほどに、多くの人間が問題を抱えているだろう。
 加えて、人間社会の中で欠かされない「比較」または「ステータス」の主義が今なお日本を横行している。細分のヒカマーの子どもらにその主義が渡り、インターネットで手段運用をしているに至りうる。
 対してヒカマーに批判を、特に論理的ではなく「感情的」に行う人間がしばしば見られる。そんな彼らや私たちは、たとえ自分が被害を被っていても、その原因、彼らの中でも何らかの不調があってこその結果であることを心に留めていなければならない。
 ステータス上の解釈不一致とは、この「人が人のステータスをけなす風潮」であり。

2.3ヒカマニの光

 世には影のみあらず、その生まれは「光」にある。ヒカマニも同じように、悪いところだけではなく愉快な、そして音楽的に興味深い側面を持っている。
ほのぼの神社(アレンジ)の姉弟-卵シリーズ
 
→日本国内のインターネットミームにおいて、数多くアレンジを作られているものの一つに『ほのぼの神社』(※14)がある。その数やほのぼの神社アレンジを制作する人間の著名性により、ほのぼの神社アレンジは今日様の人気を誇るに至る。
 かく卵シリーズ(※15)もまた、178本以上(2024/4/13当時)のカバー(?)が投稿されている。そのカバー内容にはヒカマニ内のレさキャラ(※16)もいれば、ネットミームの顔ぶれ、そして意外な著名人がテーマとなっていることもある。(文字と共になる)シンメトリー、光沢加工の施されているキャラクターはインターネットユーザーから瞬く間に笑顔を引き出す。
 近年の卵シリーズは音楽カバーのみならずホラー的二次創作を行われている動画もある。
・多彩でコミカルなヒカマー/ヒカマニ語録
 
→いわゆる語録の種類や数は圧倒的なものである。以下にその分類別で記していく。
・ヒカマニ語録
→○○だなぁ、そうに決まってる/○○だね、言うまでもない
→お前は燃えるゴミ、燃えるゴミ、燃えるゴミ……
→ペナルティマン紅茶監督!?

・ヒカマー語録(造語)
→そ(う)か、もういい
→なんか○○に粗大ゴミくっついてるけど大丈夫?
→○○(地名)震度◇!? みんなだいじょうぶか!?><

・Youtubeコメント欄
→苦思想……

・ヒカキン自動字幕
→人だね 殺します
→2トンの装置が作動 母は売られた
→ちなみに次からは許しません

・ヒカニチ(ヒカキンの日常)
→ヒカキンくん!おなら犯罪として逮捕します。
→何を四天王!?
→草、ゥ
・高度なヒカマニ動画
 
→ヒカマニの動画には様々なジャンルがある。ネタ的二次創作でもあれば面白みの強い大腸編ヒカマニが作られることもある。以下に、三つの分類の下また三つの動画を掲載する。
・音MAD-アナ、ude Buster(にす) sm42057714


・大腸編ヒカマニ-子ども演劇イベント開催!(わーっ) sm39225300


・音MAD合作-【合作】Hikakin_Mania愛好伝~中毒者へ捧げるメドレー  sm37199353

3.1対ヒカマーの心得

 ここまでヒカマニの概要、明暗、メリットなどを紹介してきた。ここから私たちはどの様な姿勢でヒカマニコンテンツに臨むべきであろうか。
・ヒカマニへの偏見防止
 
→はじめに、「ヒカマニ」属性であるからにしてユーザーを悪と決めつけてはならない。ヒカマニ自体一人以上の人権を考慮していないのは既知であり、逃れられない事実である。醜ながらそのことは他所へ置いておくと、ユーザー自体の危険性は分かれていくことになる。
 (※18)の通り、悪意義の揺らぎがあることも重々承知である。その上で私はヒカマニユーザーに対する偏見を防ぐよう努め、ここに記す。
 なお上述から、極めて個人的なことに私はヒカマー/非カマーの見分け方を知っているが、このことは以下に記さないものとする。ヒカマニユーザーへの差別助長に繋がる為である。
・ヒカマニに慣れ、罵らず、避ける
 
→日々、一部ヒカマー自身は他界隈に対して差別行為などを働いている。これに向けて、ヒカマニの内外関わらず、様々な界隈の人間が「不正」を矯正しようとまた働いている。
 この様に、新しい風を求めるものであるならヒカマニに幾らか耐性は生まれていく。しかしネットにはその様な人間のみならず、誹謗中傷の旨の投稿を見かけて気に病む人間や、ヒカマニなどに触れて活動の阻害を受けうる、一種の脆弱性を抱えた企業などが存在している。その方々に私は三つの行動をすすめる。
 一つは「慣れ」である。行動の中でも難易度は高い。
 人間として正しく(※)、自然な心が次第に失われていくことは避けられない。しかし対照的にネットユーザーとしてのリテラシーが生まれ、精神的負傷はいくらか避けられる。
 この慣れが嫌であるならば、加えて次のことを徹底的に遵守してみてはいかがだろうか。
 それは「罵らないこと」であり、当然(※)ネットユーザーとして行うべきものである。とてつもなく難しいものであるが、確かに、一人一人が心得を持っていられるのならばヒカマニ界隈から誹謗中傷は抹消される。
 最後には「避ける」である。人間社会上有効な手段であり、人間社会上無住の生じる難しい行為である。しかし、この行為こそがヒカマニリテラシーの角を立つ。
 いずれかに述べた『ミーム汚染(ここでは個人単位でのイメージ損失)』への対処に「回避」が有効であり、普遍的なものである。仮に無意識や過失として、ヒカマニ向けでないアカウントで触れてしまった場合は、それがどうしようもないものでない限り継続してヒカマニには言及しないことである。言えば言うほど、使えば使うほどヒカマニのイメージは個人に追いていく。

 ヒカマニライフは薬となり、黒歴史となり、また人間の闇への学習素材となる。

参考文献一覧
※1 ピクシブ百科事典-Hikakin_Mania https://dic.pixiv.net/a/Hikakin_Mania
※2 Youtube-Hikakin TV https://m.youtube.com/@HikakinTV
※3 ピクシブ百科事典-Hikakin_Mania-特徴(※1に同じURL)
※4 ニコニコ大百科-例のアレ https://x.gd/Z7YVw

※5 Hikakin_Mania Wiki*-ヒカマー https://wikiwiki.jp/jikoman/%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%BC

※6 アニオタWiki-ホロライブプロダクション https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44643.html

※7 ピクシブ百科事典-Hikakin_Mania-ヒカマニ外伝(※1に同じURL)

※8 ニコニコ大百科-大腸編ヒカマニ https://x.gd/2FUi4

※9 Hikakin_Mania-ヒカマー(※1にURL同じ)

※10 weblio辞書 国語-ミーム汚染 https://x.gd/dnqkj

※11 略(Xにて"当人名 原発"と検索を願いたい)

※12 weblio辞書 国語-アカウント凍結(小学館) https://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E5%87%8D%E7%B5%90

※13 気になるNEWS-「チン凸」の意味とは何か?訴えられるのは何罪?調べてみた。 https://neetola.com/chintotsu/

※14 ニコニコ大百科-ほのぼの神社  https://x.gd/NyWUm

※15 atwiki<ニコニコMUGENwiki<卵シリーズ https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9262.html

※16 ピクシブ百科事典-レさキャラ https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%AC%E3%81%95%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9

※17 ニコニコ動画 【ヒカマニ】HIKAKIN GAMES 卵歌唱集【hikakin_mania】 sm38857990

※18 Hikakin_Mania Wiki-この世にある悪とは一体なんなのか sm37199353

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