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MECE・ピラミッド構造【論理思考】

【論理思考】
5つのポイント
①意見を明確にする
・「Yes/No」明確に
・「なぜなら」「だから」で話をする→根拠を積み上げる
→日頃から物事を明確にする癖付け
→どんな情報があれば結論が出せるか、と考える
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②意見と事実を分ける**
・ファクト(事実)とは実際にあったこと、皆が受け入れる自明の理、原理原則
→数字データ、具体的事実
→記事や投稿に対して「それは事実か」と問い直す
→ファクトとしての裏付けがあるのかを探す

③伝える相手を意識する
・伝える相手の関心は「自分の課題を解決する」こと
→相手の興味関心がないことを最初に言わない勇気
・伝える相手の上司やお客様の反応を予測する
・相手と自分の知っていることのギャップを意識する→「違う立場からみた主張や判断」に意識的に触れる
→「自分の判断に影響を与えている価値観や好き嫌いは何か」を意識する

④100%の正しさにこだわらない
・検討すべき事項の6割ー7割の見通しが付けば前にすすめることが多くなっている
→変化が大きい状況で十分な検討時間を割くことが難しくなっているため
・意見とファクトの繋がりは、仕事をすすめる上で十分な人々を納得させることができれば十分なため
・より良い成果を出すためのたたき台になるため
→「何のために考えるのか」を意識する・伝える相手の課題認識は何かを最初に確認する
・伝える相手の課題認識をつい何意識する
・「中間報告」を活用する
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⑤成長と論理思考**
・振り返りを通し良かった点を考えることで自身や充実感に繋がる
・悪かった点を考えることは論理思考そのもの
→鍛えたい部分を明確にする
 新しい考え方を、今までの限界を超えて使う
 適切なフィードバックを受ける

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【MECE】**
「MECE」
Mutually Exclusive(ダブりなく)
Collectively Exhaustive(モレなく)
→ある物事を「モレなくダブりなく」切り分けた状態

「層別分解」
全体を複数の部分に分ける
例)年齢別、季節別、販売チャネル別

「変数分解」
全体を構成する変数に分ける
例)客単価、客数、商品単価、販売数

MECEに考えられない場合の弊害
→大きなビジネスチャンスを逃すことも

留意点
・「その他」を使うとモレはないが注意が必要
→全体の3割以上など比較的大きな割合のため「その他」扱いするとリスクも
→数の上ではマイノリティでも影響が大きいものに特に注意

・「切り分けて意味のある分け方」が極めて重要
→問題特定新たな発見のために意味ある切り分け方をする

【ピラミッド構造】
ピラミッド構造とは
・「上に主張・結論」「下にそれを支える根拠」を組み合わせた論理展開のツール

・上→下「Why(なぜ)」に応える関係
 下→上「SoWhat(だから何)」に応える関係

ピラミッド構造の作り方
①「何について考えるべきか」を問の形で明確にする
②結論を出すためにどんな論点を考慮すべきか
③論点を明らかにするべきのファクトを集める
④「Why」「SoWhat」を繰り返しピラミッドを完成形に近づける

留意点
・「SoWhat(だから何)」を考えるとき、事実を並べるだけでは✕
・「Why」を考えるとき、根拠付けはしっかり行う
・何度も見直し、本当か?他にはないか?逆の結論なら?と自分を客観視する

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