不登校、入院中の子供達へ充分な教育機会を

初めまして♪
スタコレ英会話講師のHollyと申します。

時代は進化し、生活は劇的に便利に快適になってきているのに、学校制度だけは30年前とほとんど変わっていない気がするのは私だけでしょうか。

個人的、感覚的な話で恐縮ですが、学校の先生の質は断然昔より良くなっています。私達の時代の、いわゆる「でもしか教師」はほとんど見かけません。教育現場で精一杯の情熱を注いで下さっている先生方には、小中高三児の母として、心より感謝と尊敬の念を感じています。

でも、全ての子供が現在の学校制度に適応できる訳ではありません。人間は皆違います。現在の学校制度うまく適応出来ない子供達や、いじめを受けて学校に通えない子供達は、少数派だからと、教育を受ける機会を与えられなくてもいいのでしょうか。

また、病気のために長期療養中の子供達の中には、病状により院内学級にも通えない子供達もたくさんいます。彼らへの充分なサポートはあるのでしょうか。

大都市の子供達には、ある程度サポートが整っているのかも知れません。しかし、地方の小さな町の隅々まで、そのようなケアは行き渡っているのでしょうか。彼らが教育を受け、仲間と悩みや苦しみを共有できる場所はあるのでしょうか。

現実問題として、日本全国津々浦々に、学校に通えない子供達の施設を作る事は、大変難しいことでしょう。

でもオンラインという手段があります。
様々な理由で学校へ行けない子供達専用、入院中の子供達専用のスクール。
通常の学校のように、ホームルームがあり、授業があり、休み時間があり…。

オンラインスクールがあれば、教育を受けられるだけでなく、気持ちを共有できる仲間を見つけるチャンスにも繋がるかも知れません。

かつての私はひどいいじめを受け、何度も死にたいと思いながら学校生活にひたすら耐えている子供でした。見て見ぬ振りをする先生に失望し、教師なんて誰も信用できないと、一括りに強い不信感を抱いていました。

小学生の私には、一旦家を出れば、地獄のあの狭苦しい教室が、クラスメートが、日々の世界の全てでした。

本当は、もっともっと世界は広いこと、今いる場所以外に居場所があること、自分と同じような人がたくさんの人がいることを知って欲しい。

そして、あなたの生き方次第で、この先きっと素晴らしい人生は待っていることを伝えたい。

どうか、今辛い気持ちを抱えている子供達が、笑顔で仲間と気持ちを共有できる場所、充分な教育を受けて、未来への生きる希望を強く持てる場所が、少しでも増えますように。