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【How to】いけばな~皮を剥ぐ

こんにちは、いけばな作家の柊月(しゅうげつ)です。ご訪問くださりどうもありがとうございます。
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さて、今回の課題は、樹皮を使います。8月24日はキリスト教の使徒バルトロマイ(英:バーソロミュー Bartholomew)の祝日です。グロいお話ですみません、皮を剥がれるという拷問死をされたと言われています。

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というわけで、樹皮を使いました。目指すのはココです。

これは、ユーカリの樹皮です。人の手で剥ぎに登らなくても、剥がれて落ちています。楽です。

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花器というかコンテナにありがちな、器に枝等を付けていきます。今回は両面テープで貼り付けます。
また、まだ夏ですのでガラス器を使いました。樹皮は形が様々なので、見映えの良くなるように、底にガラス素材の小石を入れてみます。

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麻紐で仮留めをします。が、麻紐を花材として使うのもいいかもしれません(ただし、テーマがぼやけていきますよ)。
結局、麻紐は外しました。危機管理として、皮と皮の微妙に付いている箇所に木工用ボンドを使います(無色透明に仕上がれば、他の接着剤でも可)。

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いちばん上のゴールを、斜め上(展覧会でお客様がご覧になる目線)から撮りました。

なお、樹皮以外のお花は、スーパーマーケットの”おつとめ品”、税抜298円を3束使いました。+祭壇にお供えしそびれた小さめのドラセナも入っています。

この度もご愛読いただき、どうもありがとうございました。
ご可能な限り、ご支援いただけると助かります。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。


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ところで、実は今回の作品は、祭壇のお花にするには大きすぎるため、下のようにシンプルにしました。

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剥がれたユーカリの樹皮のうち、細いものはストロー状に巻かれる性質があります。

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そのストロー状になっている樹皮の中に花材の茎を挿していきます。太い茎は挿し難いので、花材選びは大事です。




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