いままで、自分の感じたことを「他者に伝える」という機会をあまり自分に設けてこなかった。 自分の考えを出力する機会が日記という手段に完結していた。 今年は私の「節目」の年であったため、これを機に私自身が日記に書いていたことや、これからのことをnoteを用いて「自分の外側に自分を存在させる訓練」をしていこうと思う。 ■私のnoteを読んでくださるかたへ■ 私は言葉があまり得意ではありません。 意見や気分がころころと変わるため、一貫性がない文章だと感じることがあるかもしれ
どんな重要な書類でも、秋の日差しの下に出たら、とてつもなくしょうもないただの物質になってしまう 人間の情が乗ったインクでも日差しの下では無意味になり、物質としての紙だけが そこにある、そこに残る (会社員の頃に書いた秋の日記)
「Electric Bas」というプリントのされたバスがあって、「Electric guitar＝エレキ」や「Electric bass＝エレベ」に習えば、「エレクトリックバス」は「エレバ」になるんでしょうか。
自分の頭の中(予想あるいは想像)のその人と本当のその人とは、随分違っていることがある。 顔や身長、声など。 本当を知った途端、自分の持っていたその人のイメージは"本当"に上書きされてしまうのだ。 これが起きるといつも、「元々私の中にいたその人」の処分の仕方に、困ってしまうのだ。
私がちいさなころからお世話になっている歯医者さんに今も通っている。 今日は半年ぶりに歯医者へ行った。診察室の椅子に寝そべって、先生が「こんにちは」と言う。すると私は昔から変わらない先生の落ち着いた声に「そうだ、私はむかしこどもであった」という気持ちを掘り起こされたりすることがある
だれか親しい人の肩に寄り添いたいと思うような感情が湧いてきたけど、その感情を自分自身で何とかしてみたかったので、いつも寝床で寄り添っているだけの大きめのぬいぐるみを抱きしめることにした 温かい
絵を描くことが趣味で、上手く描かなければだめだと年齢の年数だけ思っていたが 私は絵を上手く描くために描くのではなくて、私にとっての絵は自分の内面を表現するための「手段」として考えた方がやりやすいのかもしれないなと、私にとっての「絵」の新しい立ち位置に気がついた やりやすくなりそう
何もかもが不安だった学生時になけなしのお金で作った防災リュックを開けてみたら、「こんなの絶対使わんよ」と思うもの(なぜか食品の発砲スチロールのパックが入ってた)が沢山入っていて、笑いながらも、今も昔もずっと同じままだなあとうれしくなった。サンキュ〜
先ほど棚の整理をしていたら学生時の日記があったので読んだ 日記の中の、出来事をきだるげな「ふり」をしながらも真剣に悩む当時の私がうらやましくて、憎たらしい。 しかし学生の私を今の私が突き放すという構図ではなく、ささやかに光るアクセサリーのように、私の一部になってくれたらよいと思う
続)相手が私に求める像(ちゃんと働いている人間)の条件に合格できるよう、嘘を交えていくのだ。でも後で、親戚の一言一句に傷つけられまいかとヒヤヒヤしながら嘘をついた自分に、根性無しと言いたくなる。私は嘘をつくことで、親戚に「こんな私を許して」「私を認めて」と言いたかったのだと思う。
お盆の親戚の集まりで仕事の調子を聞かれるも、私は退職したのでそう伝える。すると相手が顔を曇らせる。これが私には辛いようだ。 ここで私はバイト「は」している事を強調しようとする。相手の「働かない人」に対するネガティブな採点に引っかからないよう、「働いている」アピールをしに行く。(続
すべてのものが、澄んだ空気と光を食べ、その生き生きとしたわたしやあなたの姿を映し出すことができるくらいの美しいもの(愛犬の瞳、ガラス窓、水面でもなんでもいい)が身近にあるところで、数えきれない感情を持ちながら、つよくてまるくてあたたかいやさしさを抱きながら、生きていけますように
だれかが何らかの創作をしているのを目にすると、「私もやるつもりだったんです」とだれかに言い訳をしていることがある 今もその言い訳をして急ぎながら「やるつもりだった」創作に着手したが全然気が乗らなくて、「やりたいと思ったときでいいんじゃないの」という案がひょいと選択肢に放り込まれた
私の理想や空想に対して、物理的に現実に存在する権利を 私が与えていない。与える勇気がまだ無いか、それらの想像に対して私の頭が高いのか
「さて、2時間目はどのシャーペンでノートを書こうかな」という、小さくて贅沢な思考回路が存在した学生のころ でもいまはいまで、たくさんのコスメからその時の気分に合うコスメを選ぶ思考回路ができあがっていて、それはそれで、大変楽しいのだ。
どうしたら今の自分のままでいいか考える 「変わらないまま変わる」ってこと？
