鳳梨パイン

すべてのものに入ってくる

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最近の記事

「カンボジアで豚を見たから」

新卒で物流会社に就職した夫が履歴書の志望動機欄に「カンボジアで豚を見たから」と書いたと知って発狂した。 自分が逆立ちしても思いつかない文章表現すぎて、嫉妬に狂う。自分には文章の才能がまるでないと嘆き狂う。 夫は本を読まないし文章も書かない。 読むのも書くのも苦痛。だからよく読みよく書く妻の様子をいつも信じられないものを見る目で見てくる。 「才能がない」と自ら切り捨てることで、才能を見ないようにしている。というようなことが今日読んだ本に書いてあった。 本当に才能がないこ

    • なぜ世界は欲望に逆行するのか?

      ほめられたい。 何をするときもだいたい「ほめられたい下心」がある。 この文章もそう。「ほめられたい」がモチベーション。 こういう欲望はなぜ実現しないのか。 どうすれば望みどおりの世界を実現できるか。 考えられる方法は2つ。 1つ目:欲望の対象をとことん研究して対応策を実行しまくる バズりたいなら「バズるとはどういうことか?バズるのはどういうものか?」 インフルエンサーになりたいなら「インフルエンサーとは何か?どういう人か?」 そういうことを考え研究し尽くして、自分にで

      • インフルエンサーになりてぇな~

        どうありたいか? どうしてもインフルエンサー的な虚像しか思い浮かばなくて途方にくれていた。 なんて貧相な発想力。フォロワーが多いこと、稼ぎが多いことを目指してしまいそうになるのが苦しくて。 それの何がダメなのか、なぜダメなのか、本当にダメなのかもわからないのに。インフルエンサーを目指そうとしてしまうことと、そんなのは違うと否定したくなること、どっちが愚かな思い込みなんだろう。 自分が自分を発信して世にインフルエントしないわけがない。 そう思っても何をどうすりゃいいかわか

        • なぜ書くのか

          書かなきゃわからないことがある。 わかるようでわからない自分の気持ち、とくにモヤモヤすることは書くことでしかほどけない。 書くことでこんがらがった感情の糸がほどける体験をすればするほど、書かずにはいられなくなる。書けば書くほど考えがまとまって、気持ちがすっきりするんだから書くしかない。だからノートに手書きするのが習慣になっている。 書くことと発信することはまた別で、動機もちがう。 発信はなぜするのか。 ①整理して書く ②人に読んでもらう ③人に「おもしろい」と思ってもら

          すばらしき酔っぱらい世界

          生まれてはじめての酔っぱらい体験がすばらしかった。 「この全過程を録音するべき!」と夫に迫りまくるぐらいに。 しらふの夫は当然”は?”ですよ。何回も拒否されたのにしつこく強要して録音した。自分で動かないタイプの酔っぱらいだった。 「スターマリオ状態の自分」を記録できるなら録音じゃなくてもよかった。最初は手書きでメモしてたけどしゃらくさくなっちゃった。半世紀ぐらい生きてきてはじめて酔っぱらったもんだから、全部が楽しくてスゴくてすばらしい!って感じすぎて「これはもう人類史に残さ

          すばらしき酔っぱらい世界

          いつから錯覚してた?

          インプット(読書)がひたすらに好きで快感で無限に続けたいけれど、アウトプット(書く)が苦痛。苦痛なだけでもないけど、時間がかかりすぎて徒労感がハンパじゃない・・・かなしい。 手書きはぜんぜん苦痛じゃない。キーボードで入力するのがしんどい。 書くことはこんなにも好きなのに。とにかく時間が飛ぶように過ぎ去るのが恐ろしくて歯がゆくてどうすればいいかわからない。 はじめてnoteの投稿ボタンを押したとき、達成感どころか敗北感まであった。何に負けたんだ私は。 時間かもしれない。30

          いつから錯覚してた?

          はじめての酔っぱらい

          中年になると新しい経験なんてもうほぼない。 いや、全然ないんじゃないかと思ってた。 けど先月はじめて乗り継ぎ先の飛行機に置いていかれた。乗り継ぎ前の飛行機の遅延が原因。チケットには「乗り継ぎ保証」って書いてたんだけど、保証はどこ?? 想定外すぎるはじめての経験に、クアラルンプールの空港で呆然となって、それから半泣きになって日本の自宅にいる夫に電話した。 そんな「はじめて」なんてぶっとぶぐらい私史上最高レベルのはじめての経験は、酔っぱらい。結論から書くと、それはそれはすばらし

          はじめての酔っぱらい