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普段、あまり気にも留めないことだが、
医師であることの証明は、案外、難しい。

白衣を着て病院にいて「医師です。」
といえば、たいていの人はよく確かめてもいないのに、
その人のことを医師だと思うだろう。

そういう意味では、闇医者というのは、
案外簡単にできるかもしれない。

ただ、そんなにちまたで出くわさないのは、
医療行為に求められる知識や、スキルが高くて、
現実的に、難しいということ。
(→医者なら当然知っているが、そうでない人はほとんど知らないという知識が多いので、注意深く話を聞くと不自然さに気づく。)
あと、保険診療をするには医籍登録が必要なので、
免許を持っていないと、医療費が請求できず、儲からないからである。

ただ、この2点に関しては、現在の、
美容皮膚科の自費診療領域なら、問題なくクリアするだろうし、
今後そういった領域は増えるだろうから注意しなければならない。

現在、医師であることを証明する主流の方法は、
医師免許証のコピーを提出し、
医籍登録番号を厚労省のデータベースで照合する。
という方法である。
手続きとして証明するには、十分な方法なのだが、、、

突然、道端で医師であることを証明しろと言われた場合に、
実はなかなか困難なのである。

脳神経の名前を全部英語で言って見せるとか。
そういう方法しかない。
(言える自信はあまりないが、、、)

そういった意味で、前々から、
運転免許証みたいに、カードサイズの医師免許証あればいいのに。
と思っていた。

実はある。ほとんど使える場面がなかったので、
今まで、あまり知られていなかったが、
日本医師会が発行しているHPKIカードがある。

これ、日本医師会員じゃないと5500円かかるので、
いままで、申請しなかったけど、
この度、電子処方箋を発行するのに必要とのことで、
申請することにした。

そして、そう思っているお医者さんがたくさんいるらしく、
発効までものすごく時間がかかる状態っぽい。

(ついでに医師会に入会しようかと思ったが、
市区町村の医師会から加入して、都道府県の医師会に加入して、
やっと日本医師会に加入するという手続きっぽいので、やめた。)

出遅れたー!!
とりあえず、申請だけしときます。

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