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視覚を考える フレスコシートの視覚効果と可能性

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視覚効果を活かして作品に活かす フレスコシートの創り出す新たな表現領域 視覚から考える解説編
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#デジタル絵画

視覚を考える その3 フレスコシートの視覚効果と可能性

その1は目の画像の取り込み時間 その2はカメラと目の仕組み その3は目の視交叉と立体感 カメラで言えばイメージセンサー、目で言えば網膜に 取り込まれた光情報 その光情報が脳に送られて行きます 「角膜と水晶体」⇒「網膜(電気信号に変換)」⇒「視神経」⇒「脳」 という流れになります 網膜から視神経を通り視交叉(しこうさ)があります 視交叉とは網膜(眼底)からの神経は、 脳の中で右目の神経が左脳に、 左目の神経が右の脳へとつながっていきます。 右

視覚を考える その4 フレスコシートの視覚効果と可能性

人間の五感による知覚の割合は、 視覚83% 聴覚11% 嗅覚3.5% 触覚1.5% 味覚は1% といわれています。 人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報です。 恐らくそれほど複雑で情報量が膨大であるということではないかと思います。 さて、 前回は視交叉と記憶力の話をしました。 今回は画素数や解像度の話に進みます。 目の画素数については視神経の本数が約100万本と言われていることから片目で100万画素という話もあります。 解像度とはその画素数