イヤ・ホン子さんからお便りが届いています!
全国 無機物限定お悩み相談室
ラジオパーソナリティのほくとです。
本日は、ラジオネーム「イヤ・ホン子」さんからのお便りが届いております。読ませていただきます。
「こんにちは。私はイヤ・ホン子。モノラル用です。突然ですが、私には真剣な悩みがあります。
それはみんなほとんど同じ形のイヤホンばかりなのに、周りと私に値段の差がありすぎるという事です。
私は100均ショップの店頭に並ぶ、100円イヤホンです。需要は確かに少ないかもしれませんが、
【1人でも多くの人に音楽を広めたい、イヤホンのコードは愛をも伝え、世界中を繋げる】と信じて、いつもお店で待機しています。
しかしながらこの業界には、私と同じ大きさなのに音質が遥かに良いイヤホンの方がたくさんいらっしゃいます。
家電量販店で購入できる1万円のイヤホンや、時には30万円もするイヤホンもあり、それらがしっかり人間に売れている事が現実です。
なぜ私たちイヤホンという物はこんなにもクオリティの差、値段の差があるのでしょうか?
100円イヤホンの私に勝てる部分はあるのでしょうか?気になってノイズが止まりません。
どうか教えていただければ幸いです。」
…なるほど。これは深刻なご相談ですね。
なぜイヤホンは物によってこんなに値段が違うのか?早速考えていきましょう。
本日はゲストとして、イヤホンについて全ての知識を持つ僕の幼馴染、「グー・グル」さんにお越しいただいております。
グー・グルさん、よろしくお願いします。
グー・グル 『 よろしくお願いいたします。
まず、イヤホンの素材は主に金属ですが、その金属が安くて質が低かったら、音質も悪くなりそうですよね。
またイヤホンの中にはコイルや磁石が入っていますが、それらに不純物が混じっていたら、音は劣化してしまいます。
こんな感じで素材金属の不純物の量が、イヤホンから出る音の音質に直接繋がっています。
やはり高いイヤホンは、使われてる金属の質が良いんですよ。ほくとさん?聞いていますか? 』
この記事、みんなどう思ってるんだろうね?世界観やばない?
グー・グ 『聞いてませんね。
イヤホンについて値段の差が出るポイントは、どこまで「部品での不純物」を少なく出来るか?という事になります。
しかしここで検索結果に、「100円イヤホン 魔改造!」という、とても興味深い言葉が出てきました。ほくとさん、一体どういう内容だと思いますか?』
職場でイヤホンで音楽聴きながら作業したいな〜って思う事最近多いんだよね...
グー・ 『 僕もよく思います...。(諦め)
魔改造とは、カッターでイヤホンの中のドライバ部分と銀色パーツを分離し、専用の部品を用意して、それを接着剤で隙間に取り付けて固定するとの事です。
「不純物が多いほど音質は悪くなる」という話だったのに、逆に部品を加える事で、音の劣化が軽減されるパターンもあるみたいです。面白いですね。この専用の部品もそんなに高くは無いみたいです。ただこの魔改造には多少、「電気磁石」についての知識が必要そうです。』
そしたら、例えば1万円のイヤホンを5万円の音質のイヤホンに魔改造しようとすると、いかんせん素人なので失敗する度にとんでもないお金がかかります。しかし100円のイヤホンで挑戦すれば失敗し続けてもそんなに金銭的に痛手では無いという事ですよね。
イヤ・ホン子さん、あなたは魔改造に挑戦するための練習に最適な人材なんですよ。
しかももし成功すれば高級イヤホンに早変わり出来ます!もっと自分に自信を持ってください!
グ 『まとめとして、100円イヤホンでも適切な知識を持って自分で改造すれば、良いイヤホンを安く手に入れられるという事が発覚しました。上手に改造出来るようになれば、少しお金が浮きそうですね。』
将来お金持ちになりたい女性は、そういう改造の知識がありそうな工学部・電気工学科出身の人を旦那さんに選んでみたらいかがでしょうか?例えば「ほくと」って人なんて最高だと思いますよ?
g 『最後にお別れの歌を歌って終わりにしましょう。本日は、ありがとうございました。』
(2人で、ラジオ界の1番ひどい音質で)
『こ゛ーの゛ーま゛ーま゛君を連ーれていくぅよーーーーー』
※この筆者が好きなのはサカナクションです。記事中の人物は、実在する人物・団体等と一切関係ありません。
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