さユりのライブにどっぷり浸かってきた話

7/18日(土)、KT Zepp Yokohamaで開催されたさユりのライブに行ってきました。
以前はライブにそこそこ行っていたのですが、2018年6月をライブに行かなくなってしまったので実に3年ぶりのライブ参加でした。

コロナ禍でのライブとのことで声を出すことはできなかったのですが、さユりのライブは静かな中で聞きたいと思っていたのでむしろ好都合でしたね。
じっくり曲を聞くことができましたし、ライブにどっぷり浸かることができてとても良かったです。

ライブを楽しんだ中で、印象に残った曲をいくつか書き記しておきます。

・夏 (アコースティックver)
曲の予習はできていなかったのでライブで完全に初見だったのですが、妙に印象に残りました。
曲単体も好みなのですが、直前のMCが刺さったのかもしれません。
「大切な思い出ってなんとなくちょっと冷たい」
不思議と納得できました。名文かもしれない。
ところで、夏の切ない曲から感じる存在しないノスタルジーは一体どこからやってくるんでしょうか。
実際の自分の過去の夏を振り返ってもノスタルジーを感じる要素は全くないんですがね。
母体の中にいる間にへその緒から栄養と一緒に夏への郷愁も流れてくるのかもしれない。きっとそう。

・かみさま
ライブの表題曲ですが、ライブの最初でも最後でもなくラストへのカンフル剤のような使われ方をしていました。そういうのもあるのか。
退廃的で背徳的でとてもいい曲だと思います。聞いていて心地いい。
これもMC込みで印象に残っています。
「きっとみんなにも神様がいると思います」「実在してなくていい。間違っていていい。だってその神様は君だけの神様だから」
"神様″ってものについて最近ちょっと考えているので個人的にとてもタイムリーでした。神様って自分の汚いところを自分で許すための機構なのかな、なんて考えたりしています。いずれnoteに纏めようと思っているのでちょっと待っていてください。

・航海の唄
「ここに来てくれたみんなはきっと私と似ているところがあると思います」「上手に生きるのが苦手」「そんな私と似ているみんなが、このライブが終わっても日常を生きていけるように祈っています」
そんなMCを添えてライブの最後に披露された曲でした。
そもそもライブで聞きたい曲でもあったので聞けて良かったという補正もありますね。
ライブで聞いてもやっぱり格好いい。めちゃめちゃ感情を揺さぶられた気がします。ライブに行ったことでこの曲をより好きになれました。

まとめ

印象に残った曲って全部MC込みやんけ!曲だけで語れや!と思った方。誠に申し訳ないです。
でも、ライブって曲単体で切り離して考えるのはちょっと違うと思いませんか?
曲の前後のMCやセトリの流れもすべて含めてライブなのだと思います。そういうことにしましょう。
ちなみに、記事中に書いたMCの内容はおぼろげな記憶を頼りに再構成したものなので細部が間違っているかもしれません。細部どころではなく大きく間違っている可能性もあります。どうか寛大な心で間違いには目をつぶっていただけると助かります。

3年ぶりのライブ、実に楽しかったです。音楽は人間が生きていくうえでもしかしたら必要なものなのかもしれないですね。また行きたいです。

ではまた。

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