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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「子供のように睡れ」


亡くしたはずの伴侶が待っていた
逢えなくなってからのこと 話し尽くした頃
気が遠くなった・・

そして 我に返ると
蜃気楼の街で 独り

もう ボクから あのひとを とりあげないで・・

蜃気楼の街が言った

とりあげてなどいない あれは
いつも おまえと ともにある
あいたくば

##子供のように睡れ





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