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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「彷徨う心」


祭りの過ぎた 秋空は
木枯らしの冬 漂わせ
侘しき風が 吹き荒ぶ

心は夏に 置いてきた
遙かな夏に おいてきた

此から 何処に 往くのだろう

##彷徨う心

愛を求めて 恋してみるか

彷徨う心 捉えられぬ儘に

宛てなく 彷徨う心
追い掛けて 此の街を 飛び出した




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