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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「拘束された 心」


ずぶ濡れになった その身は
心の芯まで 冷え切って

自分が 誰なのかすら 思い出せずに
唯 ただ 佇んでいた

##放心

開放されたハズ なのに
言葉に成らない 重い糸が

両足を 地面に釘づけて
心は 拘束されていた

##理由無き不安




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