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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「一陣の風が吹いた」


一陣の風が吹いた

舞い続ける 桜を 押し上げながら
ボクの カラダを 擦り抜けていった

まるで ボクなど 存在しないかのように

無神経なヤツめ
だが その風は 心地好く

滲んだ汗と 泪の雫を
連れ去って 往った

いつか キミと歩いた この道を・・

##想い出の桜




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