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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「十五歳の走馬灯」


二度と 巡り来ることの無い
イチゴの季節に ボクらは
出逢い そして 別れた

なにもかもが わからなくて
なにもかもが せいいっぱいで

誰よりも キミを 愛していると
思い込んでいた

的外れでも 勘違いでも

ボクらは 誰よりも 光り輝いていた

##十五歳の走馬灯




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