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みやままたたび
油絵 キャンバス F6 横410×縦318 2019年制作



10年ほど前になりますが、十勝の糠平(ぬかびら)を下りてき
てタウシュベツ川橋梁あたりを過ぎる頃に、林の中に鮮明な
白と赤の色があるのが目に入りました。

このあたりは樹林が連なる山林地帯です。

車をバックさせて覗いてみると、枝の先の葉の上半分以上、
葉によってはほとんどが白や赤色になっています。

不思議なものを見ました。

二度目は厚岸町から浜中町に向かう山中でした。
またまた赤と白です。
霧多布湿原センターに立ち寄り、受付の女性に
「葉に赤や白の色が付く木は何ていうのですか」と聞きました。

「ミヤママタタビといいます」と即答でした。
寒い山の中で見ることができると話してくれました。

三度目は釧路町でした。
この絵は釧路町の山道を走っていた時のものです。

調べてみると、マタタビ科マタタビ属に属する「落葉つる性木本」で、
北海道、本州中部以北に分布し、山中に自生するとありました。

その後、気を付けて観ていると札幌定山渓や中山峠などでも見ることが
できます。


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