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りゅうがさきからしおやへ(おたるし)
水彩・油絵・アクリル樹脂/ベニヤ F8 横455×縦380 2015制作

小樽から余市に向かう途中に、塩谷(しおや)・蘭島(らんしま)を通ります。

日本海に沿って、国道5号と函館本線が通っており、40年ほど前は、この二つの交通が函館までの大動脈でした。
山岳地形のため、今は平地である太平洋側を通る国道36号と千歳・室蘭本線が主流となりました。

小樽を過ぎて山の手に塩谷駅があります。
昭和42年NHK朝ドラ「旅路」は旭川の神居古潭駅が舞台でしたが、人気が出たので東映が劇場版で代替えにしたのが「塩谷駅」です。「フーテンの寅」でもロケに使われた駅でもあります。

塩谷を過ぎて、蘭島(らんしま)は昔から道央圏内の海水浴場として有名な海岸です。
この蘭島の手前に小さな半島があり、半島に入り突き当りに漁港が広がってきます。レストランが一軒あり、スキューバダイビングのメッカになっています。(昨年訪ねた時に営業していくせんでした)
ここが江差追分にも出てくる「忍路(おしょろ)漁港」です。

この半島に竜ケ崎岬があります。半島から塩谷方面の眺めは絶景で、生活に不便なところと思えるのですが移住に人気の場所なのです。


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