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毎日note更新チャレンジ。3月31日。


コロナ感染防止策のため、父がいる療養病棟はずっと面会禁止になっていまして。

最後に会ったのが2月9日。けっこう日にちが経ちました。

父は数年前に携帯を持つこともやめていて、病院の公衆電話も病棟階になく、患者が病棟から出るのも禁止になっているので連絡手段がない。

というわけで、病院スタッフさんに事前に了解を得てあらかじめ決めておいた日時にこちらから病院の受付に電話をかける→病棟詰所へ繋げていただく→スタッフさんに父を呼び出していただき、10分ほど話す、という(お忙しいスタッフさんにとっては無駄な)労力がかかる我儘なお願いを、今月2回ほど聞いていただきました。


いただいたのですが、が、


そういう手段を知った父が翌日、スタッフさんに「自宅の者に電話がほしいと伝えてほしい」と自分からお願いしてしまったらしく。

家族としてもちょっとそこまで想定していなくて。
あ、まずいなぁ…って思ったら。
やっぱりスタッフさんに遠回しに、「携帯持つといいですよ、今なら1000円くらいで持てるみたいですし…」って言われてしまいました。(そりゃそうです…。病院側にとっては要らぬ手間が増えてしまってますから)


しかも電話がほしい、とは言ったものの、こちらからかけた頃にはもう、何の用事だったか覚えていなかったです笑。認知症あるある笑。


良かれと思い、私からケアマネさんにお願いした会えない期間の電話作戦だったんだけど、結果的には父にも病院にも悪いことしてしまった。

なので父に携帯あったほうがいい?って聞くのですが、要らないって言うし笑。

困ったなぁ、どうすれってゆーの笑?

って思っていたら今度は母が、手紙作戦を決行した。


レターセットと切手、筆記用具からのりまで、全部一式そろえて病院へ郵送したのだ。


ここで重要なことがひとつあって。

たぶん家族誰ひとりとして、父が書いた手紙をこれまで一度たりとも読んだことがない、ということ。

1通たりとも。手紙なんて書いているところすら見たことがないはず。
その父にレターセットを送る、という発想がすごいとまず思う。


事前に「レターセットを送らせていただきますので」と、私からケアマネさんにお伝えしたときも、以前リハビリとしてご本人にお手紙を書いてみませんか?とおすすめしたことはあるのですが、書きませんでした〜ってケアマネさん仰ってて。(すでにあちらにも知られていた笑)


だからね、いや〜〜、無理でしょ〜〜。
絶対書かないでしょ〜〜。

って、思った。


じつはつい昨日もケアマネさんと、「父がもし手紙書いたらそれはミラクルですよ〜〜」なんて笑い飛ばしてました。



そしたら今日、ミラクルが届いてびっくり笑。



母宛に手紙が届きましたよ……もうホントびっくり。
そんなことってあるんだなって笑。


すごいものを見たなぁ、という感じがします。


ていうか後で読ませてもらったら、完全に母へのラブレターだった。

病院のご飯を軽くdisったのちに、母の料理への賛辞を述べてました。
冒頭からなかなかのセンスを発揮。


でも、「早く帰って手料理が食べたい」という一文はつらかった。
もう自宅に戻ることは出来ません。

申し訳ない気持ちになる。




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認知症とはいえ、これだけ書けます。
元号だけが平成28年のままでした笑。


手紙の冒頭に書き始めの時刻も書いてあったので、約40分かけて便箋に1枚。
色んな想いを詰めたんだと思います。愛しかなかった。



いろいろあって、難しい家庭だったけど。
なんか今やっとこれで良かったのかも、と思えた。

もういいかな、って。
家族の問題はもうこれで終わっていい。
大変でしんどかったけど、今日で私は手を引ける、と思った。うまく説明できないんだけど。夫婦は夫婦単位で生きてほしい。家族といえど、ひとりひとり違う人生であることに気が付いてほしい。私には私の大切なものがある。


明日からもっとちゃんと自分のこと考えてあげられる気がします。
というか、そうしたいので、そうします。

明日から4月。ちょうどいい。
いいスタート切れると思う。


伝わりにくい内容ですいません笑。家族には表から見えない問題がどこの家にもきっとあると思うのですが、どうなんだろうな?

わからないけど。

家の問題が少なければ少ないほど、早くから自分らしいオリジナルな人生を生きられる確率は高いかもしれませんね。


(ちょっと歯切れ悪いんですけど、今日はこの辺で)




✴︎



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私がデートで行きたい場所の画像が10ヶ所出るようになってます笑。

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ねっ!




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