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会社に勤めていた頃は、毎年社会保険で検診を受けていたのですが
昨年は受ける前に退職してしまって、そうこうしている間にコロナで自粛生活に入ってあれよあれよと1年経ってしまい。

今朝、かなり久しぶりに自治体が開催する集団検診を受けてきました。

本当は9月に予約していたんだけど当日ひどい偏頭痛に見舞われてキャンセルに。

キャンセルと同時に10月の予約を入れていたつもりが、どうやらその予約が先方の手違いで漏れてしまったみたいで(笑)。
直前まで問診票が届かなかったりだとか、けっこう受診するまでに色々ありましたが、格安で受診させてもらえるだけでもありがたいことであり。

今日現地に伺うと、受付などでいろんな方に予約漏れについて直接謝っていただいて、むしろ嬉しかったです。大切に扱っていただいてる感じが嬉しい。(この間の朝のJRみたいな出来事のあとなので殊更にそう感じるのかもしれない…)


今日はその検診のときに診察してくださった、年輩のお医者様との会話がすごく印象に残った。

聴診器をあてながら「お仕事は?」と尋ねられ。
私はなんとなく咄嗟に、「自営業です」などと答えてしまった。

これね、けっこういつもそうなんですけど。
正直まだ、「ヒーラーです」って咄嗟には言えない自分がいます。
なんだろう…。なんとなくまだ、自信を持って名乗れない感じ。
自分のどこかにまだ何かのブロックがあるんだろうね。

そしたらそのお医者様がですね、さらに「どんな?」って微笑むので。
なんとか「っ…、ヒーラーです…」って答えました(笑)。
すんなりと言えない自分がイヤだなぁ、なんて思いつつ。
自分的には少し言うのに勇気が要った。

でもそしたらそのお医者様がね、

「ああ!ヒーラーって施術する人だね、私たちと同じだね」って。

そんな風に仰ってくださったんですよ。
予想もしていなかった一言に、私は一瞬息ができなかった。


え、どうしよ、今の言葉すっげえ嬉しい。
きゅるん。

それからもうひとこと、「人を癒すための仕事だね」と。
そうお医者様は仰った。

その言葉を聞いて、私は私のブロックが一瞬で砕け散った気がした。

すべての言葉がとてもありがたかったので、めっちゃ大きな声で「はい!同じです!!」って答えました(笑)。
本当にありがとうございます。心からそう思いました。

お医者様と同じ、というその意味は、『人を癒すため』という点での『同じく』です。
私のヒーリングは医療行為ではないから。
そこは確実に違うところ。

だけど、必要としている誰かのためであることに、違いはないんだ、って思った。
すごく、自信になった。


っていうか、そう言えば私、この間美容室に行ったときもそう言われたんでした。

私の心の師匠…と密かに思っている、お世話になっている美容師さんがいるんだけど、その方にヒーラーで開業した報告をしたとき。
やっぱりちょっと、小声になってしまう自分がいて(笑)。
「ヒーラー」ってことを胸を張って言えない部分がやっぱりあった。

けど美容師さんは、「ヒーラーの仕事ってべつに万人に届けようってわけじゃないでしょ?必要としている人に必要なものを届けるっていう点では美容師も同じじゃない?」って。
あの時もそう言われたことを思い出した。

あの時もすげえ勇気をもらったんだった。(忘れてたのかよ笑)


私の周りにはこうして背中を押してくれる人たちがいる。
自分のやってることを認めてくれる人がちゃんといるんだから。
だからしっかりと、自信を持とう。じゃないと逆に失礼だ。

ちゃんと私はヒーラーです、って胸を張って言おう。


そんなこんなで。

お医者様との会話にはまだ続きがあって、

「お客さんたくさん来てくれてるの?」
「いえ、まだ始めたばかりで、ぜんぜん」
「なるほど、私と同じ駆け出しだね」って。


白髪の、おそらく大ベテランのお医者様に笑顔でそう言われたら。
もう「はい!!!!」って言うしかないじゃない(笑)。
信じられないくらいものすごく心が軽くなって。
検診行く前より元気になりました(笑)。

そっか、人を癒すお仕事って、こういうことなんだ。
施術だけが仕事じゃない。ヒーリング以上に手渡せるものもある。

わずか数分の間にすごく大事なことを教えていただいた。


おかげさまで診察もどこも悪いところもなく終了しまして。
「体はどこも悪くないから、元気にお仕事がんばってね」と、最後まであたたかく送り出してくれました。

私今日、ほんとに検診行ってよかったです。
9月にキャンセルになったのも、今日行くためだったんだなと思った。


いやー、ほんっとにありがたい出会いに恵まれてる!
ひとつひとつしっかりと胸に刻んで、がんばっていこう!

今日いただいた煌めきをずっと忘れないように。
ここに書き残しておきます。



いただいたサポートは形而上学と魔法の学び、そしてヒーリングサロンを通じて必要としている方へのサポートとして循環させていただきます。