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大好きな石がある!?千歳川のサケ稚魚観察

千歳川のサケ稚魚たちはその後どうしているのか、様子を見てきました。
水温は、8.3度。だいぶあがってきました。
寒い時期は、温度の高い湧水まわりを中心に、稚魚が泳いでいました。
ここまで水温があがってくると、ユスリカがハッチしている場所は、湧水まわりに限りません。
温度というよりは、「ゆったりとした流れ」が稚魚探しのポイントになっていました。

そのゆったりとした流れにそっと入って、足元を見てみると、そこにはサケ稚魚たちが展開中でした。
だいぶ広範囲に、面的に広がっているので、「群泳」とは見えないものの、時には稚魚同士が争いながら、エサを探している様子を観察することができました。


さらによく見ると、複数のサケ稚魚たちがまとわりついている大石があることに気づきました。
水の流れが、この大石を乗り越える時につくる巻き返しを、稚魚たちはうまく使って省エネでエサを待っているようです。

2022年4月30日撮影




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