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千歳川の2月のサケを見てきました

千歳川は上流域で1月もサケたちが盛んに産卵しています。サケたちは、例年2月上旬までがんばっているので2月2日に現地を見てきました。
除雪でできた道路脇の雪山をなんとか乗り越えて河原に入ると、オジロワシがバサバサと飛び立ちました。雪山でバードウォッチャーの訪問も少なくなって、安心してホッチャレを貪っていたいたようです。同時に、ワシに驚いた小型のエゾシカが川の中を走って逃げて行きました。

1月には場所によってはびっしり入っていたサケたちの姿はもうありませんでした。ホッチャレはあちこちに流れ着いていて、雪の上に上げられ、動物や鳥に食べられている個体もあります。
今回は、2月の生存個体を観察できないなと思っていたところ、いました!
2匹がまだがんばっていました。水温は4度ほどです。

気温は氷点下だったものの、雪はあまりしまっていないので、斜面を登るのはたいへんでした。
カケスが何かをついばんでいたり、エゾシカが立木の樹皮を食べまくっていたり、上空をオオワシが旋回していたり…。この時期の、千歳川のサケ探しは別の収穫もあります。
一方でいつもはこの時期、群れで泳いでいるサケ稚魚の姿が見つからず残念でした。また次回訪問時に。

2024年2月2日撮影


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