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琴似発寒川の上流域でサクラマスの野生稚魚が泳ぎ始めました

琴似発寒川の上流域もすっかり雪がなくなりました。水量は多めですが、濁りもなく、浮上稚魚を探すには絶好のコンディション。あたりは、サクラマスの産卵域です。
よく晴れて水温は7-8度。前日に水温を測定した中の川が5度しかなかったことを考えると、琴似発寒川の方が「春が早い」ようです。
ただ、琴似発寒川も札幌市の住宅街を流れる都市河川。上流域とはいえ、ほぼ、3面張りの状態なので、稚魚が憩う場所は限られます。

今回稚魚たちを見つけたのはこちらです。

この「分流」というか「溝」は、川を作り直した時に想定していたのではない、偶然の産物。そのおかげで、野生の稚魚たちが生き残って成長できるわけで、こういう場所を増やせると、いいのですが —。

2021年4月11日撮影

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