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魚道があるといいね

星置川は、札幌市と小樽市の境目を流れています。サクラマスがどのくらい上流まで遡上しているのか探るため、稚魚を探してきました。

星置川は、札幌市内を流れる別の河川と同じく、横断工作物の多い川です。三面護岸なのでいろいろな形がありまして、サクラマスの親魚も、いろいろ乗り越えて上流に行かねばなりません。

ダム群

今回の観察で稚魚が見つかった最上流は下の動画サムネイルの工作物の手前でした。
河口から2.8km。ダムの高さはそれほどない(直登できます)のですが、魚道がないうえに、手前にコンクリートのタタキがあるので、サクラマスがジャンプするための勢いをつける深さがありません。

もしかすると、出水した時に上流へいけるかもしれませんが、今回、探した限りでは、ここまでしか稚魚は見つかりませんでした。
このダムから下流では稚魚たちがすくすく育っています。

今回観察したサクラマスの稚魚のうち、最上流はこの子です。

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2020年5月31日撮影

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