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サクラマスのはりついている底は「涼しい」のか 琴似発寒川で調べてみた

8月6日に撮影した琴似発寒川のサクラマスたちは、表層ではなく、底にはりついてあつさを凌いでいるように見えました。本当に川の底の方は、表層よりも冷たいのでしょうか。
10日後の8月16日、ブームの先に温度計をつけて、測ってみました。その様子はこちら↓

思った通り逆光になったので、温度表示がかなり見にくいのですが、表層が22.8度だったのに対して、川底15センチくらいの低層は22度。0.8度=およそ1度低いことがわかりました。
サクラマスにとって川底は泳ぐ手間が省けて、かつ涼しい場所のようです。くわえて、なぜか、この温度計、もしくは付属する紐が水流にもまれていることが、気になるようです。

本当は、温度計センサーを川底に指してみたかったのですが、手元にあるプローブではコードの長さが水深より短かったため、実現しませんでした。

この付近でサクラマスの死体をひとつ見つけました。どのように死んだのかはわかりませんが、周囲には釣り道具も打ち捨てられていました。サクラマスが無事産卵できるよう、川では釣らないようにお願いします。

2024年8月16日撮影


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