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夜の河口で生きもの探し

春の勇払川の河口を見てきました。
河口は川と海の接点、産卵や旅立ちのために生きものたちが出入りする場所です。彼らが行動を起こすのは日没後の時間、ということで、夜に現地に入りしました。

目についたのは、モクズガニです。こぶしくらいの大きさで、動きも素早くない(魚に比べると)ので、観察するひとにやさしい生きものです。


さらに上流方向に歩いてみると、プール状の水溜りにサケ稚魚を発見。体色や大きさは、いろいろながら、総じて大きめでした。
このプールは、砂地の河原にできているので、岸際に草はなく、身を隠すところもほとんどありません。
海まではわずか150mほど。海へ行こうと思えば、あっという間にも関わらず、サケ稚魚たちがこのプールにとどまっている理由がなぞです。

2021年5月8日撮影

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