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北海道の岬めぐり14 能取岬

能取岬(のとろみさき)

紋別を過ぎると岬は網走までありません。

コムケ湖、シブノツナイ湖、サロマ湖、能取湖と続き原生花園の宝庫となります。時間が許せば立ち寄りたいものです。

そうして、国道238号はオホーツク海に沿うように南下し、国道の起点となる網走大曲1丁目に到着します。

能取岬

能取岬は、左に能取湖を配しオホーツク海に突き出た岬です。
アイヌ語でノッ・オロ(not-oro=岬の・ところ)に由来し、網走市街から北に向かって道道76号に入り約10kmのところにあります。

断崖の岬の突端には、8角形の形をした「能取岬灯台」があります。
この灯台は大正6年に造られたものですが、江戸末期に来日したフランス人技師の影響が残るとされており、白と黒のストライプで洋風なところが人気があるのかも知れません。
一帯は広い牧草地で馬や牛が放牧されるのどかな風景になっています。

中国映画「狙った恋の落とし方」(原題「非誠勿擾」)、堺雅人さん主演の「南極料理人」、吉永小百合さん主演の「北の桜守」などのロケ地でした。

私が訪れた2017年には、中国の若者と思われる人たちが記念撮影を熱心に行っていました。


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