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北海道のむかし話31 大雪山の伝説

大雪山(だいせつざん)の伝説

昔、大雪山には力が強く偉い神様が住んでおった。

石狩アイヌの部落に災が起きると、人間の姿になって救ってくれたり、山が噴火しかけると、これを押さえてもくれた。

これに噴火の神は怒り戦いを挑んだが破れ、美瑛川(びえいがわ)の上流に隠れ住んだので、美瑛川上流には行ってはならないと古老(ころう)はいう。

また、大雪山の山腹に、あたり一面焼けて赤くなっている場所があるが、そこは天の雷神(らいじん)が休みにくるところといわれている。


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