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養護教諭、夏休みの過ごし方

今年は、新型コロナウイルスの影響で夏休みは短期間。健康診断も夏休み明け…。という学校がほとんどですよね。

本当に、現在勤務されている先生方、お疲れ様です。

今回は、私が現役時代の夏休みの過ごし方をお話ししていきます!

夏休みっていっても、子どもたちが夏休みなだけで先生方は出勤します。養護教諭はこの夏休みが重要なんです!!

ものすごい量の事務仕事を夏休みにこなしていきます!例えば…

・健康診断の統計(教育委員会に提出)

・身体測定の入力(教育委員会に提出)

・保健室備品の整理や発注

・新学期の準備

・養護教諭会の研修

・部会の研修や研究

・校内の安全点検の確認(学校の役割による)

・身体測定器具の点検(業者連絡)

・掲示物の作成

・布団のクリーニングなど

もっとありますが、ここまでにしておきます。

子どもたちがいない学校は物静かで仕事が集中できる反面、私は少し寂しかったです。いつも賑やかな学校、子どもたちの姿が恋しくなることもありました。

子どもたちが新学期、新たな気持ちで挑戦するかもしれない。もしかしたら登校する事が辛くなるかもしれない。いろんな場面を想定しながら掲示物や保健だよりを作成したものです。

ある時は、職員室で担任や副担、学年主任などたくさんの先生方とコミュニケーションをとる絶好のチャンスでもあります。

人間関係を構築すると、新学期始まった際に職員の連携がスムーズになる事が多かったように感じます。

1学期・前期の養護教諭は、健康診断、身体測定があるため他の職員とあまり関わる機会がありません。

そのため、職員の人間関係に出遅れているような感覚に陥るのです。

私は、毎年ありました。

仕事なので仕方ない。もういいか。と諦めてしまっては、今後子どもたちへの支援をする際、連携がスムーズに取れない状況になってしまいます。

誰が一番困りますか?私自身ではありません。

子どもたちです。

なんのための養護教諭なのか。中立的な役割を求められる養護教諭だ。と毎年、心に喝を入れていました。

職員の会話に入り、自己開示をして私自身を知ってもらう。そんな事から、いや、そんな事ではありません。大事な一歩です。

子どもたちの学校生活が過ごしやすくなるのであれば、大成功です!


今回は、「私の現役時代の夏休みの過ごし方」を紹介しました。

また、次回をお楽しみに。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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