外貨建て終身保険、変額保険について
おはようございます。
今週の相談でも10件中10人があてはまっていた、外貨建て終身保険や変額保険をどうしようかということについて私なりの解説をしたいと思います。
保険で積立ては手数料が大きいから損?
よく聞く話です。
ですが、手数料というのをよくわかっていない方が多いのでまずはそこから。
手数料というのは、保険会社や営業マンが持っていく手数料だけではありません。
保険料から引かれて、積立に回るお金が減るという意味では、手数料だけでなく、死亡保険に対しての準備するお金も引かれます。
そういう意味で、手数料が多くて、積立に回るお金が少ないという意味なんだと思います。
死亡保険がついているのですから、死亡保障を掛け捨てで入った分くらいは積立金額から引かれると思っておいて大丈夫です。
保険は保証目的で使う
単純に積立投資をしたいのであれば、保険機能は不要なはずです。
ですので、この場合は積立保険ではなく、証券会社で投資信託などを買うべきです。
保険機能を付けるメリットは、保証目的の場合です。
相続対策や死後整理金として使いたいという場合
いつ死ぬかわからないわけですから、終身保険などで準備することは合理的になります。
終身保険の払込期間を短くすれば、総支払額<死亡保険金となり、少ないお金で死亡保険金が得られることになります。
介護などの場合の準備
終身保険で介護保障を付けられる商品もあります。
独身や女性の方で介護に対する危機感をお持ちの方は、検討されてもいいと思います。
保険ならではのメリットとしては、介護状態になった時に、受取人を指定してその人の口座に振り込んでくれるという機能があります。
痴ほうになったら、そもそも自分の金融資産からお金を引き出すことがかなり難しくなります。
痴ほうになったら代理人が保険金を請求して、その人の口座に振り込んでもらえるようにすれば、その時も面倒を見てもらえるお金が準備できて安心です。
払い込み免除でも積立してくれる
例えば、がんになったら保険料の払い込みは免除してくれ、その後の積立は保険会社が肩代わりしてくれるという機能もあります。
住宅ローンのガン団信みたいな感じですね。
少し保険料は高くなりますが、働けなくなった場合にも積立が継続できる仕組みとしてはご自身のポートフォリオに少し組み込んでもいいかなと思います。
今日はあまり時間がないので、かなり端折って書いてしまいました。
コメントなどがあればぜひ教えてください。
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