S8最終46位 ディンルードヒド
初めましてほかぜと申します。今回はポケモンSVシーズン8で46位の結果を残すことができたので使用した構築を紹介したいと思います。受けサイクルからの積み、こだわりポケモンでの攻めサイクルなど柔軟に立ち回ることのできる構築を組めたと思うので目を通していただけると幸いです。それでは構築の紹介に移ります(以下常体)
[:contents]
構築経緯
新しくヒスイ地方のポケモンや準伝説のポケモンが使用できるようになり、どのような構築を組むか考えるためにS7の構築記事を読んだ際にディンルー+ドヒドイデの並びが幅広い構築に対してサイクル戦をすることができると考えこれをベースに新ポケモンへの対処方法を考えながら構築を組むことにした。レート2000までは光の粉飛行テラスカイリュー、眼鏡ハバタクカミ、スカーフ水ウーラオス、チョッキヌメルゴンで構築を組んでいたが、終盤に入るにつれて対策されるようになったため31日に急遽組み換えを行った。最終的には相手のスカーフポケモンやパオジアン、龍舞カイリューを上から攻撃できるスカーフハバタクカミ、きついカバルドン展開に強く、眼鏡以外の相手のテツノツツミにあと投げできるHD風船サーフゴー、高火力枠として半端なポケモンのあと投げを許さない鉢巻悪ウーラオス、裏のポケモンと合わせることでパンチグローブウーラオスなどの積みポケモンに圧倒的に強くなるものまねハーブノーマルテラスカイリューを採用し構築が完成した。
コンセプト
・ディンルー+ドヒドイデで受けながらこちらの攻撃駒を通す
・受けサイクルが無理な相手には前のめりな選出をして崩す
・一撃技を採用しない
個体紹介
ディンルー@たべのこし
性格:腕白
テラスタイプ:フェアリー
特性:災いの器
実数値:257(212)-131(4)-176(116)-*-122(172)-66(4)
技構成:地震.カタストロフィ.ステルスロック.吹き飛ばし
調整意図
こちらの調整を参考
構築の軸1。圧倒的な高耐久と持ち物の食べ残しにより異次元の場持ち性能を誇る。受けるのが難しいイーユイやサーフゴーに対して仕事ができ、テラスタルを切ることでパオジアンなどに対しても強く動くことができる。技構成はタイプ一致最大打点の地震、高耐久ポケモンを削るカタストロフィ、サイクル戦を有利に進めることができるステルスロック、起点回避ができる吹き飛ばし。ドヒドイデと合わせて選出することはもちろん、攻め2枚との選出でも仕事をしてくれた最高のポケモン。
ドヒドイデ@ゴツゴツメット
性格:腕白
テラスタイプ:フェアリー
特性:再生力
実数値:157(252)-83-224(252)-*-163(4)-55
技構成:アクアブレイク.黒い霧.どくどく.自己再生
調整意図
HB:特化
D:余り
構築の軸2です。ディンルーと合わせることで広い範囲のポケモンに対してサイクル戦を仕掛けることができる。持ち物はパンチグローブ以外のウーラオス(特に悪)に強くなり、ヘドロと違いテラスタルを切ることをためらわなくなるゴツゴツメット。フェアリーテラスタルは悪ウーラオスや龍舞地震カイリューに強くなるためとても強かった。技構成はエナジーハバタクカミを削れるアクアブレイク、積み展開を阻止できる黒い霧、定数ダメージを入れられるどくどく、回復技の自己再生。終盤メタられてしまったがうまく選出できれば最強のポケモンだった。
カイリュー@ものまねハーブ
性格:意地っ張り
テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
実数値:191(196)-198(204)-115-*-120-114(108)
技構成:しんそく.地震.竜の舞.羽休め
調整意図
H:16n-1
A:11n
S:+1でガブリアス抜き
珍しい持ち物を持った普通のカイリュー。ものまねハーブは相手の能力上昇をコピーすることができるため剣舞ウーラオスにあと投げしてA上昇をコピーしてテラスを切らずに神速2発で処理することができ、冷凍パンチで倒されてしまっても裏のハバタクカミや最速ウーラオスで処理することができるため、ドヒドイデを選出しなくてもウーラオスに対して強く動くことができた。そのほかにも発動機会は多く、ハッサムやドドゲザンの剣の舞をコピーしたり、ハバタクカミの瞑想をコピーして相手の技を一回耐えて処理するなど活きる場面は多かった。今後注目される持ち物になってもおかしくないと思う。
サーフゴー@風船
性格:穏やか
テラスタイプ:ノーマル
特性:黄金の体
実数値:191(228)-*-115-153-140(132)-123(148)
技構成:シャドーボール.ゴールドラッシュ.わるだくみ.自己再生
調整意図
HD:臆病テツノツツミのハイドロポンプ2耐え
S:準速キノガッサ抜き
ここまでできつめなテツノツツミやカバルドンに強めなポケモンとして採用しました。副産物として神速地震カイリューを完封することができる。S8の風船サーフゴーは身代わり持ちが多かったが、サイクルに複数回参加したかったので回復技の自己再生を採用した。ノーマルテラスは相手のサーフゴーやハバタクカミ対面ができた際に安定して処理するために採用したがあまりケアされず強かった。
ハバタクカミ@こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
テラスタイプ:フェアリー
特性:こだいかっせい
実数値:155(196)-*-75-198(196)-155-170(116)
技構成:ムーンフォース.シャドーボール.サイコショック.滅びの歌
調整意図
H:余り
C:11n(無振りテツノツツミがムーンフォース倒せるくらい)
S:ガブリアス抜き
初手から投げて相手を削ったり、後発からスイープする動きもとれる器用なポケモン。テラスを切ることでパオジアンの不意打ちにも耐性をつけることができるので襷を削れれば安定して処理できる。滅びの歌はラスト一匹のエナジーカミに強かったり、バトン構築を咎められたりと詰め筋としてとても優秀だった。
悪ウーラオス@こだわり鉢巻
性格:陽気
テラスタイプ:毒
特性:不可視のこぶし
実数値:175-182(252)-121(4)-*-80-163(252)
技構成:暗黒強打.インファイト.不意打ち.とんぼ返り
調整意図
AS振り切り
高火力枠として採用。強いフェアリータイプの受け駒が存在しないため悪+格闘の範囲がとても通りがよかった。毒テラスは不意のハバタクカミやミミッキュ対面で切ることでフェアリー技を半減で受けながら高火力を叩き込むことができて強かった。最速パンチグローブ水ウーラオスが存在しなかったためものまねハーブカイリューと合わせることで綺麗に処理することができる。水ウーラオスばかりに注目されているが悪ももっと評価されるべきポケモンだと思う。
【選出パターン】
ディンルードヒドイデ@1
二匹で受けつつこちらの攻撃が通せそうな場合の選出終盤はこの選出するのがなかなか厳しかった。
ウーラオスカミ@1
ガチグマ入りの対面構築に対してよく選出していた@1はカイリューかドヒドが多かった。
【結果】
TNはなかざり:最終レート2114 46位
【終わりに】
新ルール一発目でしたがそこそこの結果が残せてよかったです!最後まで自分の好きなサイクル構築を使い続けられたので楽しく対戦出来ました!8月からは配信頻度をあげて配信したいと思っているのでよかったら遊びに来てください!構築の質問等あればツイッターまでお願いします。ここまでの閲覧ありがとうございました。
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