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疑常辞書

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常識を、疑え。日常を、疑え。「常態」は「死」である。
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#文化人類学

「笑い」と「恥」の境界線をずらせ!

"異文化を知れば、人生がほんの少し軽くなる。" 侮辱とジョーク。羞恥とお笑い。 これらは皆、紙一重である。 そしてその境界は、文化によってガラッと違う。 あなたが無意識に引いているその境界、グラつかせませんか? -- 日本とアメリカは、どちらも、「平等」を愛する国だ。 そういうと、すぐに双方から反論されるだろう。 日「あんな、貧富の差の激しい、不平等な国が?」 米「あんな、上下関係の厳しい、不平等な国が?」 そう、平等の定義は違うのだ。 アメリカ=生まれながらに平等。よ

音楽は言語だ!-MUSIC is LANGUAGE-

音楽の成績は最低で、何をやってもうまくいかなくて、音楽なんて嫌いだった。でもそれは音楽の一面でしかなかったのだと気付いた。 ■「音楽」の捉え方 友と話していて気付いた。私の音楽の捉え方は変だ。 世界を見て気付いた。日本の義務教育で教えられる音楽は変だ。 最近になって何故うまくいかなかったかがやっと分かった。 私は音楽を言語だと捉えていた。 言語解析をする脳で処理しようとしていたのだ。 だから、同じ形で書いてある位置が違うだけの音符からは何も読み取れないが、「ことば(カタカ