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私と自分とほかると。

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【私】無意識を含めた全て。【自分】理論・意思の及ぶ範囲。【ほかる】物理的な存在としての私。
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#独り言

私、失敗したいので。

“恥の少ない人生を送ってきました。” トライアンドエラー。 プログラミングでは当たり前のことである。どれだけ努力したって一発でエラーのないプログラムなんて書けない、否、そんなことに神経を遣うより、ゴリゴリ書いてチェックは走らせながらor機械に任せるほうが速くて正確だ。 インターネットの通信方式にしたって、たいていは「ベストエフォート」=「善処します(あるいは、最大限の努力はします)が結果は知らんがな」そして、途中で伝送失敗したら、もう一回チャレンジする。そういう方式だ。

あと何日この絶望的な夜をやり過ごせば死ぬことを許されるのだろう。

徒然なるままに 一人暮らし 硯には向かわない。 雨戸を締め切った真っ暗な部屋。 咳をしても一人。 人生初の自炊は、焼き肉。 どうしても食べたくなったけど、 一人で焼き肉屋に入る勇気もないから、 そうだ、スーパー、行こう、って。 とにかく肉を買った。 レジに行く前に、それと目があった。 飲み会があるから飲んでいたアルコールは 一人になった瞬間疎遠になって、 何気に、ひとりで初めて買う、 小さなビール。 虚空と乾杯しながら、 ぐいと飲み干す。 うまい。 ようやく大人になれ

梅雨に

『この執着はなんだろう』 空から降り注ぐねっとりとした雨が、 全身に絡みつき、心を浸蝕していく。 -- この執着が愛だと言うなら、 いろんなところの辻褄が合う。 この苦痛が愛だと言うなら、 人々の認識はすこし違うのだろう。 愛で幸せな家庭が築ける筈がない。 この絶望が愛だと言うなら、 パンドラの箱を開けて広がったのは 愛なのだろう。 たったひとりの人間を 執拗に意識し 執拗に追い回し、 我が身を消耗してゆく。 そんなものは愛じゃない、 只の執着だよ、と、 愛する誰かに言