緩急は大事

私のような昭和の人間の学生時代は、校則なんてあってもなくてもあんまり関係無い感じでした。しかし今の時代は厳密にルールを守らされるようで、かなり厳しいと聞いています。

そしてそんな中でも先生という生き物だけは、いつの時代も変わらず
まあ上から目線だ、とも聞いています。

そりゃもちろん、全ての先生が上から目線などとは言いませんよ?
中には生徒から慕われるような素晴らしい先生だっていることでしょう。
しかしここではあえて「確実に存在する上から目線の教師」で話を進めていきます。子育て中の知り合いの話などからもその存在は明らかなのです。

令和の学校は・・・学校教育の歴史上、最大級にクッキリ分かりやすい
反面教師の構図になっていると言えるでしょう。
基本的に子供たちは、大人に比べればまだ全然洗脳は浅い。そんな中で
過去最大級に抑圧された生徒たちは上から目線の教師をじっくりと観察し、
「いやお前それは違うやろ」と心の中でツッコミを入れているはずです。
まさに文字通りの反面教師。

そうなると子供たちは他者に対してなるべく上から目線で話さないように意識し始めることでしょう。学校では授業内容よりも、むしろそういう部分での学びを多く得ているのかも知れません。
実際、令和の若者たちは、他者に対して非常に気をつかって接しています。
これは皆が争いを避ける平和な未来に向けたプロローグだとも言えます。

こう考えるとアレなんですよね~
いわゆる「上の人間」って、案外ゴミカスの方が良いのかも知れませんね?
さらには抑圧もアリかも知れない・・・
政治家、教育者、指導者、上司、先輩・・・

そして「親」も。

私の両親は・・・
興味のある方は私の他の記事を勝手にお探しください。
あえてここには貼りません。

一つ言えることは、今ではもう「あの親がいてくれてよかった」という風に
思っています。あの親だったからこそ、私は視野が広がった。
もしくは最初から広かった視野を、わざわざ狭めることなく生きてこれた。

この記事をご覧になっている親御さん方、
もしも我が子に「おいこら!ゴミカス!」と呼ばれることがあっても
(そんなことはないでしょうけども)
驚かずニッコリしていてください。子供は何か違和感を感じているんです。
何か考えを巡らせているから、そうやって思い切ったこと言い出すんです。
下手すると考え過ぎて気が狂う一歩手前の状態かも知れません。
そんな思慮深くなった我が子を見て、逆に安心してほしいのです。
安心してその子にこう言い返してやってください・・・

「そんなことよりあんた!どこか美味しい店知ってたら教えてよ!」

いいですか?何を言い返されようと、この一点張り!
絶対に考えますから。いきなりその返しをされた子供は、例え一瞬であろうと絶対に脳裏に店とか食べ物とか浮かんで、ちょっと気が緩みます。

食べ物のパワーを舐めたらダメですよ?マジで半端じゃないですよ?
マジで世界最高レベルのキ〇ガイでもない限り、例えどんな状況に置かれていようとも、食べ物の話題にだけは興味を持って反応しますからね?
噓だと思うなら誰かと口論になった時にでも試してみればいいですよ!
もしそれで反応しなかった人は世界最高レベルのキ〇ガイなだけです。
話を戻しましょうか・・・

「そんなことよりあんた!どこか美味しい店知ってたら教えてよ!」
子供は「え?何?アホなの?バカなの?」と、しどろもどろになりながらも
頭の中では「え~っと・・・」ってなってます。

で、とどめに「はいはい、じゃあ思い出したら後で教えて!」と言いながら
華麗にその場を立ち去りましょう。

知っておいてください。食は全てをフラットな状態に戻します。
もちろんまずは私がそれを経験済。どうです?みんな消化器官を標準装備して生まれてくるでしょ?じゃあこれは私だけの話じゃないと思いますよ?

気が狂う一歩手前の我が子に、いくら教えを説いたって時間の無駄です。
子供が本当に求めているのは、100のつまらない話よりも1つの美味しい話。

もう一度言いますよ・・・例え我が子にゴミカス呼ばわりされても
ニッコリしていてください。

まずその時点で子供は恐怖を感じます。
そして一転、ご飯の話で一気に安心させるのです。

だいたい何でもそうです、親子の対話でもピッチャーの配球でも、
うまく抑えるなら緩急は大事です。

それでは今日も美味しい食事を楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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